羽が全て抜け落ちてしまった小鳥 ある日、世界中の人から毛糸の服が届くように
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父「はい、撮るよー」 完成した家族写真に「どうしてそうなった」「1周回って好き」父がカメラマン役になった家族写真。その出来に娘が驚愕したワケは?
『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
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2016年7月、一羽の小鳥がマサチューセッツ州の動物病院に保護されました。
レアと名付けられたこの小鳥には、ある特徴があります。それは、病気より体中の羽が抜けてしまっていることでした。
レアは『PBFD』と呼ばれる病気です。
『PBFD』はインコやオウムなどの鳥類に多く発症するウイルス性疾患。感染した鳥との接触や、糞などにより感染します。日本でも多くの感染例がある病気です。
発症すると羽が抜け、爪やクチバシにも影響が出ます。現在完治させる薬はありませんが、治療を続けることにより症状が良くなる事も多いそうです。
羽が全て抜けてしまったレア、引き取られる予定もなく病院で隔離されて過ごす中、ある女性と出会いました。
彼女の名前はイザベラさん。グラフィックデザイナーである彼女はレアにあったとき、一目惚れをし、レアを飼うことに決めました。
イザベラさんに引き取られたレア、幸いレアには抜羽以外の症状は発症しておらず、爪やクチバシは健康な鳥と変わりません。
元気いっぱい家の中を走り回るレア。
イザベラさんともすっかり仲良しです!
羽のないレアは寒さには弱いため、いつもはイザベラさん手作りの靴下の服を着ています。
レアのことが大好きなイザベラさんは、いつしかSNSにレアの姿を投稿するようになります。
開設当初は否定的な声もあったレアのSNSですが、イザベラさんが本当にレアの事を大切にしていることが伝わると、いつの間にかレアのファンが出来るように。
そしていつしかファンから毛糸で編まれたレアのお洋服が届くようになりました!
今では12万人のフォロワーがいるレア。優しいイザベラさんに見守られ穏やかに過ごしています。
レアの病気は完全には治らないため、これからもできるだけレアが幸せに暮らせるようにしたい、と語るイザベラさん。
レアはこれからも優しいイザベラさんに見守られ、沢山のフォロワーに元気な姿を見せ続けてくれることでしょう。