「仕事、恋 それ以外のことに費やす時間なんてないわ」 働く女性に捧ぐ!ココ・シャネルの名言 By - grape編集部 公開:2016-10-22 更新:2016-10-23 名言 Share Post LINE はてな コメント ※画像はイメージです フランスが生んだ高級ブランド『シャネル』の創業者として知られる、ココ・シャネル(1883~1971)。 母の死後、6歳で父に捨てられ、孤児院で育ったココは、孤児院で教わった裁縫の技術を武器にブランドを作り、自力でハイソサエティへの仲間入りを果たします。 ※画像はイメージです そう、ココは当時としては珍しく、自分の人生を自力で切り開くことができた女性、筋金入りのキャリア・ウーマンだったのです。 今回はそんなココが遺した言葉を3つ、ご紹介しましょう。 働く女性に捧ぐ!ココ・シャネルの名言 「仕事をする時間、恋をする時間。それ以外のことに費やす時間なんかないわ」 ”There is time for work, and time for love. That leaves no other time.” ココ・シャネルが教えてくれること(カレン・カーソル著/宝島社)ーより引用 シャネルの顧客は、社交界で優雅な暮らしを送る富裕層の女性たち。 でも、だからといってココ自身が彼女たちのように優雅な暮らしをしていたわけではありません。 ココは、周囲がびっくりするほどの働き者でした。 夏と冬のシーズンに各400着ものオーダーを受けていたココは、1日8時間ぶっ続けで働き、夜は翌日の仕事のために、さっさとベッドへ向かっていたのだとか。 彼女は決して周囲の浮かれた世界に流されなかったんですね。 「時間を決して無駄にしてはダメ。単に他の人たちがやっているからと言って、それが自分の人生や仕事にとって大切だとは限らないのよ」 という言葉も残しています。 「優しさで仕事をやり遂げられるのは、卵を産もうとしている鶏くらいよ」 ”Gentleness doesn't work done, unless you happen to be a hen laying eggs.” ココ・シャネルが教えてくれること(カレン・カーソル著/宝島社)ーより引用 貧しい孤児から一流ブランドの創業者、そして社交界へ…。 まるでおとぎ話のように語られることの多いココの人生。でもココは魔法で夢を実現した『シンデレラ』のような、甘ったるい女の子ではありませんでした。 彼女はとても計算高くて、セルフプロモーションが上手だったのです。 例えば店を持った当初、彼女は自分がココであることを隠してパーティに出かけるのが常だったそう。 ※画像はイメージです そして会場で素敵な女性を見つけては、後でこっそりドレスをプレゼント。 そう、ココは社交界の女性たちを広告塔としてうまく活用していたというわけです! ココは自分が商売人であることをしっかり自覚していたんですね。彼女は稼ぎに稼ぎ、開業からわずか9年後の1919年、36歳のころには、現在の価値で8億円もするお城をポンと現金で買えるほどの資力を蓄えていたのでした。 「いくら叩いたって壁はドアにならないんだから、叩き続けるなんて時間の無駄よ」 ”Don't spent time beating on a wall, hoping transform it into a door.” ココ・シャネルが教えてくれること(カレン・カーソル著/宝島社)ーより引用 意外なことに、ココの裁縫の腕前はプロとしてはイマイチでした。 そんなココがファッションデザイナーとして成功できた理由、それはチャンスをつかむ嗅覚に優れていたからだと言われています。 たとえば20代前半のころ、歌手を目指してオーディションを受ける日々を送っていたココは、バルサンという恋人に出会います。 そして彼に「地元で一緒に暮らそう」と誘われると、さっさと歌手の道に見切りをつけ、彼の下へ。そして彼の援助で出した帽子の店が、成功への第1歩となったのです。 「あ、もういくらやっても駄目だわ」と思ったらスッパリやめる。そして過去はあっさり捨てる。そして今を生きる…、それがココの生き方。 「挫折したことはない。転んだら立つの。立ったら歩くわ」 なんて言葉も残しています。 強くたくましく、そしてエレガントに人生を駆け抜けたココ。 彼女が残した言葉には死後40年以上を経た今も、私たちの心に響くものがたくさん! 心が折れそうになったときには、ぜひ読み返してみて。きっと元気が湧いてくるはずです! 出典 ココ・シャネルが教えてくれること(カレン・カーソル著/宝島社) Share Post LINE はてな コメント
フランスが生んだ高級ブランド『シャネル』の創業者として知られる、ココ・シャネル(1883~1971)。
母の死後、6歳で父に捨てられ、孤児院で育ったココは、孤児院で教わった裁縫の技術を武器にブランドを作り、自力でハイソサエティへの仲間入りを果たします。
※画像はイメージです
そう、ココは当時としては珍しく、自分の人生を自力で切り開くことができた女性、筋金入りのキャリア・ウーマンだったのです。
今回はそんなココが遺した言葉を3つ、ご紹介しましょう。
働く女性に捧ぐ!ココ・シャネルの名言
シャネルの顧客は、社交界で優雅な暮らしを送る富裕層の女性たち。
でも、だからといってココ自身が彼女たちのように優雅な暮らしをしていたわけではありません。
ココは、周囲がびっくりするほどの働き者でした。
夏と冬のシーズンに各400着ものオーダーを受けていたココは、1日8時間ぶっ続けで働き、夜は翌日の仕事のために、さっさとベッドへ向かっていたのだとか。
彼女は決して周囲の浮かれた世界に流されなかったんですね。
「時間を決して無駄にしてはダメ。単に他の人たちがやっているからと言って、それが自分の人生や仕事にとって大切だとは限らないのよ」
という言葉も残しています。
貧しい孤児から一流ブランドの創業者、そして社交界へ…。
まるでおとぎ話のように語られることの多いココの人生。でもココは魔法で夢を実現した『シンデレラ』のような、甘ったるい女の子ではありませんでした。
彼女はとても計算高くて、セルフプロモーションが上手だったのです。
例えば店を持った当初、彼女は自分がココであることを隠してパーティに出かけるのが常だったそう。
※画像はイメージです
そして会場で素敵な女性を見つけては、後でこっそりドレスをプレゼント。
そう、ココは社交界の女性たちを広告塔としてうまく活用していたというわけです!
ココは自分が商売人であることをしっかり自覚していたんですね。彼女は稼ぎに稼ぎ、開業からわずか9年後の1919年、36歳のころには、現在の価値で8億円もするお城をポンと現金で買えるほどの資力を蓄えていたのでした。
意外なことに、ココの裁縫の腕前はプロとしてはイマイチでした。
そんなココがファッションデザイナーとして成功できた理由、それはチャンスをつかむ嗅覚に優れていたからだと言われています。
たとえば20代前半のころ、歌手を目指してオーディションを受ける日々を送っていたココは、バルサンという恋人に出会います。
そして彼に「地元で一緒に暮らそう」と誘われると、さっさと歌手の道に見切りをつけ、彼の下へ。そして彼の援助で出した帽子の店が、成功への第1歩となったのです。
「あ、もういくらやっても駄目だわ」と思ったらスッパリやめる。そして過去はあっさり捨てる。そして今を生きる…、それがココの生き方。
「挫折したことはない。転んだら立つの。立ったら歩くわ」
なんて言葉も残しています。
強くたくましく、そしてエレガントに人生を駆け抜けたココ。
彼女が残した言葉には死後40年以上を経た今も、私たちの心に響くものがたくさん!
心が折れそうになったときには、ぜひ読み返してみて。きっと元気が湧いてくるはずです!