68年前、クチバシの折れたツルを救う為に手作りのクチバシを 当時の映像
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
- 出典
- きょうの蔵出しNHK
grape [グレイプ] trend
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
鳥類にとってくちばしは、獲物を襲ったりエサを飲み込んだりするための大事な器官です。それだけでなく、毛づくろいや巣づくりも、くちばしがなくてはできません。つまり鳥のくちばしは、歯と手を兼ねた重要な役目を担っているのです。
1948年、上野動物園で飼育されていたナベヅルの上くちばしが、先端から半分ほどのところで折れてしまうという事故が起きました。自力でエサを食べることができなくなり、命に関わる大ピンチです。
出典:きょうの蔵出しNHK
この事態を救ったのが、当時、比較咀嚼論の権威だった東京大学の秋山博士。くちばしの入れ歯をつくるために型をとって形成し、形を整え、ツルの口にはめ込むまでの一連の映像が残されています。
入れ歯の素材は銅とアルミの合金に合成樹脂をかぶせたもの。見事にフィットする新しいくちばしの入れ歯をかぶせられたツルくんは、なんともご満悦な表情を浮かべているようにも見えますね。
ちなみに近年では、鳥のくちばしや亀の甲羅など、動物の損傷した器官の再生に3Dプリンターの技術が活かされているのだそうです。動物を思う心、それは昔も今も変わらないようです。