「この馬車はお城には向かいません、幼稚園行きです」 昭和の園児がうらやましい!
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- 出典
- きょうの蔵出しNHK
子どもが泣いて行くのを嫌がり、幼稚園にすんなりと送れない。
そんな子育てあるあるをよく聞きます。
しかし、もし送迎がスクールバスではなく、馬車だったら…子どもは毎朝、ガタゴト揺れるアトラクションに走って行くかもしれません。
園児の馬車送迎をしていたのは、東京都北区にある富士見幼稚園。
1953年3月から現在まで続く、歴史ある私立幼稚園です。1953年6月から馬車送迎を始めました。
「私立幼稚園の馬車」というと、いかにも豪華絢爛な装飾が目に浮かびますが、私たちの想像と少し違いました。
馬車と、自然な笑顔がこぼれる園児たちの様子をご覧ください。
お馬ぱかぱか「行きますよ」
お城に向かうようなきらびやかな作りではなく、素朴な雰囲気の馬車に、園児がすし詰め状態で乗っています。
馬車の隙間から手を振る光景から、テーマパーク内をゆっくりと巡る列車が思い出されます。
映像で「時代遅れの馬車」といわれていますが、日本初の馬車鉄道が開業したのは1882年6月25日です。
71年後には「時代遅れ」といわれるようになっていたのですね。
園児たちはバスの運転手より、たった1頭で重い荷物を引く馬に「うれしい!」と思ったのではないでしょうか。
「自分の体より大きな荷物で重いのに、一生懸命ひいてくれてるなあ」「馬はえらいなあ」と感じていそうです。
馬をなでる手つきに、尊敬や愛情が詰まっていることでしょう。
この馬車送迎は、スクールバスとの入れ替わりで、たった1年7か月で終わってしまいました。
レトロ可愛い馬車通園をしたいお子様に向けて、復活してほしいものです。
もちろん、通学、通勤用馬車も大歓迎ですよね!
[文・構成/grape編集部]