涙なしでは見られない 内戦で生き別れたスーダンの家族 4年ぶりに再会
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
「愛する家族ともう二度と会えないかもしれない」
これからご紹介するのはある家族の実話です。
2012年、アメリカのテキサス州にある空港に1人のスーダン人女性が降り立ちました。このとき彼女は妊娠していて、2人の小さな子どもたちも一緒でした。しかし、そこに夫の姿はありませんでした。
出典:Vimeo
彼女の夫であるDyanさんは母国の内戦から逃れる最中に結婚証明書を紛失してしまったため、難民キャンプから出ることができなくなってしまったのです。
Dyanさんの妻と子どもたちが初めてのアメリカでの生活に早く慣れるようにと、テキサス州の教会のメンバーが常に家族のサポートを行ってきました。妻の出産の際も、メンバーの女性2人が立ち会い、無事に元気な赤ちゃんが生まれたということです。
そして2016年の冬、Dyanさんの家族と教会の女性たちは空港のロビーにいました。
なぜなら…ついにこの日、Dyanさんがアメリカにやって来ることになったのです。
出典:Vimeo
嬉しそうに微笑みながらもやや緊張した面持ちの妻。また子どもたちはお父さんを歓迎するボードを作ってDyanさんの到着を今か今かと待っています。
そしてDyanさんの姿が見えた瞬間、息子はたまらずセキュリティゲートを無視してお父さんの元へ駆け寄ります。4年ぶりに再会を果たした家族の感動の瞬間をごらんください。
愛する家族といつ会えるかわからない。もしかするともう2度と会えないかもしれない。4年間もそんな恐れと闘い続け、ただただ奇跡を信じて祈り続けたDyanさん。やっと再び家族を抱きしめることが出来たときの喜びは、きっと私たちには想像もできないほどだったことでしょう。
内戦に巻き込まれ、運命を狂わされた1組の家族。彼らの姿を見ていると、普通に家族と会うことができるのが、どんなに幸せなことかを思い出させてくれます。
[文/grape編集部]