涙なしでは見られない 内戦で生き別れたスーダンの家族 4年ぶりに再会
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出典:Vimeo

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
「愛する家族ともう二度と会えないかもしれない」
これからご紹介するのはある家族の実話です。
2012年、アメリカのテキサス州にある空港に1人のスーダン人女性が降り立ちました。このとき彼女は妊娠していて、2人の小さな子どもたちも一緒でした。しかし、そこに夫の姿はありませんでした。
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彼女の夫であるDyanさんは母国の内戦から逃れる最中に結婚証明書を紛失してしまったため、難民キャンプから出ることができなくなってしまったのです。
Dyanさんの妻と子どもたちが初めてのアメリカでの生活に早く慣れるようにと、テキサス州の教会のメンバーが常に家族のサポートを行ってきました。妻の出産の際も、メンバーの女性2人が立ち会い、無事に元気な赤ちゃんが生まれたということです。
そして2016年の冬、Dyanさんの家族と教会の女性たちは空港のロビーにいました。
なぜなら…ついにこの日、Dyanさんがアメリカにやって来ることになったのです。
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嬉しそうに微笑みながらもやや緊張した面持ちの妻。また子どもたちはお父さんを歓迎するボードを作ってDyanさんの到着を今か今かと待っています。
そしてDyanさんの姿が見えた瞬間、息子はたまらずセキュリティゲートを無視してお父さんの元へ駆け寄ります。4年ぶりに再会を果たした家族の感動の瞬間をごらんください。
愛する家族といつ会えるかわからない。もしかするともう2度と会えないかもしれない。4年間もそんな恐れと闘い続け、ただただ奇跡を信じて祈り続けたDyanさん。やっと再び家族を抱きしめることが出来たときの喜びは、きっと私たちには想像もできないほどだったことでしょう。
内戦に巻き込まれ、運命を狂わされた1組の家族。彼らの姿を見ていると、普通に家族と会うことができるのが、どんなに幸せなことかを思い出させてくれます。
[文/grape編集部]