今はなき『石丸電気』 ファンを魅了した接客を懐かしむ
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
- 出典
- @jikapan
家電量販店『石丸電気』は2009年に株式会社エイデンに吸収合併され、店舗は『エディオン』と名を変えました。
今はもうない石丸電気の思い出を、自家製パンチェッタさん(@jikapan)がTwitterに投稿したところ、当時のファンから大きな反響がありました。
自家製パンチェッタさんの言う「ヨドバシの店員が商品知識が深い話」とは、Twitterで投稿されて話題になったエピソードのこと。「一番売れてる安いカメラ」を買いに行ったところ、ヨドバシカメラの店員の豊富な商品知識によって、要望や予算に見合った商品を次々に買ってしまった、というものです。
客「安いカメラが欲しい」店員「プラス1万円でこんなにいいカメラが買えますよ」
客「レンズが欲しい…」店員「これですね」
客「レンズを買ったけど…」店員「レンズ交換がめんどくさいならこれがおすすめです」
と、言った具合。お見事です。
ところが石丸電気は、ヨドバシカメラのそんな接客など足元にも及ばないような「客の心を読む」対応をしていたのです!
「気に入ると思って」店員がアニメの主題歌のCDとDVDを予約してしまい、客も喜んで買ってしまう…「あの客が好きそうだから仕入れておいた」「店長は気が利く」だなんて、昭和の商店で行われていたようなやり取りですね。
もちろん、気に入らなければ断ればいいだけで、押し売りというわけではなかったそうです。
石丸電気の思い出はそれだけではないようで…
自家製パンチェッタさんだけでなく、様々な方から投稿が寄せられていました。
昨今ではネット通販で買い物をすると「こちらもおすすめです」と、好みの商品が表示されるのは珍しくなくなりました。
石丸電気は顧客の好みを店員がしっかり覚えて、提示してくれていたのですね。わくわくする買い物が、さらに楽しくなるような店舗だったことがわかります。
[文/grape編集部]