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避難所にペット「連れてこないで!」でなく「連れてきてもらってよかったね」にしたい

By - 佐渡夏美  公開:  更新:

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具体的には、次のような準備が必要です。

  • ペットの社会化
    多くの人がいても落ち着いていられて、人懐っこく、ほかのペットとも仲よくできれば、避難所でも温かく迎えられます。
  • 食料や水の持参
    数日分のフードや水は、いつでも運び出せるようにしておきましょう。
  • ニオイ対策
    トイレの準備をしておきましょう。また、トリミング・ドライシャンプーがあると便利です。
  • すみ分け
    『飼い主とペット』『動物が苦手な人・一緒にいられない人』との居場所を分けましょう。
  • 動線の分離
    ペットを連れて移動できる道を決めて、ペットを飼っていない人と歩く道が交わらないようにしましょう。

「どうしたら他の避難者の迷惑にならないのか」を考えると、やるべきことは思いのほかたくさんあります。

ペットの社会化

ペットが興奮して、ほかの人やペットを噛んでしまうと大変です。例えば犬であれば社会化のためのしつけ教室があるので、普段のしつけを兼ねて通っておくといいかもしれません。

食料や水の持参

「食料や水の持参」は、「人のための食べ物と飲み物を消費しない配慮」だけではありません。避難所にフードが配給されるようになっても、味の好みや健康面の理由から、食べられない子がいるのです。多めにフードを用意しておきましょう。

ニオイ対策

衛生面に気をつけることで、ペットの健康を守ることにもつながります。

すみ分けと動線の分離

アレルギーを持っている人への配慮として必要です。好き・嫌いでなく、命に関わってしまうアレルギーは本人にはどうしようもありません。

ペットが誰とでも一緒にいられる状態をゴールとはしないで、みんなが不快にならない快適な空間を目指していきましょう。

飼い主のマナーが大切。災害時の知識を身に着け、十分な備えをして、不安なく避難したいですね。

『動物に誠実な飼い主になろう』をテーマにかかげているブランド『LEONIMAL(リオニマル)』は、飼い主さんが動けない場合や、ペットが行方不明になってしまった場合を想定して、「飼い主グループ」を作って共に助け合うことなどを勧めています。

避難用バッグでペットも人も安心

ペットが避難時にも快適に過ごせる工夫がされているバッグを用意するのも手です。

『GRAMP』は、普段からペットが落ち着ける場所として使用でき、非常時はコンパクトにバッグ状に畳めます。

普段から自分のニオイがついている場所であれば、ペットは安心します。非常時の備えとして、準備してはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

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情報提供
LEONIMAL

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