いじめを受けた10歳の少年 『心強い味方』を引き連れて登校
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
6年間、撮影した写真を1枚にすると? 光景に「泣いた」「鳥肌が立った」絵本の1ページのような家族写真を撮り続けている、Masaya(@88Masaya)さん。息子さんが生まれた2019年から毎年、ある場所で家族写真を撮影しているといいます。
カメラに向かって、微笑みかける左側の少年の名前は、ザンダー・ローズくん。カナダの小学校に通う、バイクが好きな10歳の少年です。
学校でいじめの被害を受けていた彼がいじめから立ち直り、笑顔を取り戻すまでのエピソードが話題を呼んでいます。
バイクが好きな普通の少年
いじめを受けていたザンダーくんは、精神的に追い詰められ、誰を信じていいか分からず、強い孤独を感じていました。
家族にいじめ被害を告白すると、母親は子どもの支援活動を行っている、バイク乗りの団体に相談。
すると、ザンダーくんのために多くのバイク乗りたちが立ち上がったのです…!
その後、彼らはFacebookでこんな呼びかけを行っています。
未来のバイク乗りであるザンダーのため、力を貸して欲しい。
彼は学校でいじめられているにもかかわらず、学校側はそれを隠そうとしていると、母親が助けを求めてきた。
そこで、彼と彼の家族を助けるためにも、みんなで彼を学校まで送ってあげる計画を立てている。
彼がいかに愛されているか、そして心強い味方がいることを証明するんだ。
この投稿を拡散し、実現させようじゃないか。
この呼びかけに「自分も協力したい」と、多くの人々が殺到。集まった人数は、なんと数百人にものぼったというのですから、驚きです。
そして当日、屈強なバイク乗りに混ざって登校するザンダーくんの姿が、動画で残っています。
自分のために立ち上がってくれる人々を見て、「1人ではない」と感じたザンダーくんの嬉しそうな笑顔が印象的です!
周りの人々もそんな彼を見て、心のそこから「よかった」と感じたに違いありません。
バイク乗りたちの熱い思いは多くの人の心をうち、「支えあうことの素晴らしさを感じた」「いじめなんかに負けないで!」と、ザンダーくんを励ます声や、称賛のコメントが寄せられています。
いじめ被害者の多くは、なかなか周りに相談できずにいるといいます。しかし、勇気を出して声をあげれば、意外な人が味方してくれることもあります。
見た目だけでなく心も屈強なバイク乗りたちのように、私たちも誰かを支えることができる強さを持っていたいものですね。
[文・構成/grape編集部]