いじめを受けた10歳の少年 『心強い味方』を引き連れて登校 By - grape編集部 公開:2017-07-07 更新:2017-07-07 いじめバイク Share Post LINE はてな コメント カメラに向かって、微笑みかける左側の少年の名前は、ザンダー・ローズくん。カナダの小学校に通う、バイクが好きな10歳の少年です。 Defenders Of The Childrenさんの投稿 2017年6月22日 学校でいじめの被害を受けていた彼がいじめから立ち直り、笑顔を取り戻すまでのエピソードが話題を呼んでいます。 バイクが好きな普通の少年 いじめを受けていたザンダーくんは、精神的に追い詰められ、誰を信じていいか分からず、強い孤独を感じていました。 家族にいじめ被害を告白すると、母親は子どもの支援活動を行っている、バイク乗りの団体に相談。 すると、ザンダーくんのために多くのバイク乗りたちが立ち上がったのです…! その後、彼らはFacebookでこんな呼びかけを行っています。 未来のバイク乗りであるザンダーのため、力を貸して欲しい。 彼は学校でいじめられているにもかかわらず、学校側はそれを隠そうとしていると、母親が助けを求めてきた。 そこで、彼と彼の家族を助けるためにも、みんなで彼を学校まで送ってあげる計画を立てている。 彼がいかに愛されているか、そして心強い味方がいることを証明するんだ。 この投稿を拡散し、実現させようじゃないか。 この呼びかけに「自分も協力したい」と、多くの人々が殺到。集まった人数は、なんと数百人にものぼったというのですから、驚きです。 Defenders Of The Childrenさんの投稿 2017年6月22日 そして当日、屈強なバイク乗りに混ざって登校するザンダーくんの姿が、動画で残っています。 VIDEO: After a year of bullying 10 year old Xander Rose would like to forget. An escort to school he will always remember. @CTVAtlantic pic.twitter.com/fgQ55ouBNo— Kyle Moore (@KyleMooreCTV) 2017年6月21日 自分のために立ち上がってくれる人々を見て、「1人ではない」と感じたザンダーくんの嬉しそうな笑顔が印象的です! 周りの人々もそんな彼を見て、心のそこから「よかった」と感じたに違いありません。 バイク乗りたちの熱い思いは多くの人の心をうち、「支えあうことの素晴らしさを感じた」「いじめなんかに負けないで!」と、ザンダーくんを励ます声や、称賛のコメントが寄せられています。 Defenders Of The Childrenさんの投稿 2017年6月24日 いじめ被害者の多くは、なかなか周りに相談できずにいるといいます。しかし、勇気を出して声をあげれば、意外な人が味方してくれることもあります。 見た目だけでなく心も屈強なバイク乗りたちのように、私たちも誰かを支えることができる強さを持っていたいものですね。 [文・構成/grape編集部] おばあちゃんと柴犬の1枚 後ろを見ると…? 「涙が出る」「大切な時間」YASUTO(@yasuto8888)さんが投稿した、おばあちゃんと柴犬の福ちゃんの1枚に反響が上がりました。 夫「なんでみんな笑うんだ!」 散歩する犬の姿が?「これは仕方ない」「100点」「愛犬を笑われた」と怒る夫。妻が納得してしまった理由は…? 出典 Defenders Of The Children Share Post LINE はてな コメント
カメラに向かって、微笑みかける左側の少年の名前は、ザンダー・ローズくん。カナダの小学校に通う、バイクが好きな10歳の少年です。
学校でいじめの被害を受けていた彼がいじめから立ち直り、笑顔を取り戻すまでのエピソードが話題を呼んでいます。
バイクが好きな普通の少年
いじめを受けていたザンダーくんは、精神的に追い詰められ、誰を信じていいか分からず、強い孤独を感じていました。
家族にいじめ被害を告白すると、母親は子どもの支援活動を行っている、バイク乗りの団体に相談。
すると、ザンダーくんのために多くのバイク乗りたちが立ち上がったのです…!
その後、彼らはFacebookでこんな呼びかけを行っています。
未来のバイク乗りであるザンダーのため、力を貸して欲しい。
彼は学校でいじめられているにもかかわらず、学校側はそれを隠そうとしていると、母親が助けを求めてきた。
そこで、彼と彼の家族を助けるためにも、みんなで彼を学校まで送ってあげる計画を立てている。
彼がいかに愛されているか、そして心強い味方がいることを証明するんだ。
この投稿を拡散し、実現させようじゃないか。
この呼びかけに「自分も協力したい」と、多くの人々が殺到。集まった人数は、なんと数百人にものぼったというのですから、驚きです。
そして当日、屈強なバイク乗りに混ざって登校するザンダーくんの姿が、動画で残っています。
自分のために立ち上がってくれる人々を見て、「1人ではない」と感じたザンダーくんの嬉しそうな笑顔が印象的です!
周りの人々もそんな彼を見て、心のそこから「よかった」と感じたに違いありません。
バイク乗りたちの熱い思いは多くの人の心をうち、「支えあうことの素晴らしさを感じた」「いじめなんかに負けないで!」と、ザンダーくんを励ます声や、称賛のコメントが寄せられています。
いじめ被害者の多くは、なかなか周りに相談できずにいるといいます。しかし、勇気を出して声をあげれば、意外な人が味方してくれることもあります。
見た目だけでなく心も屈強なバイク乗りたちのように、私たちも誰かを支えることができる強さを持っていたいものですね。
[文・構成/grape編集部]