「人生の転機はある日突然」 夢を手にした女性の、予想だにしない出来事
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出典:PARA☆DO!

「全国に広がってほしい」「とても助かる」 夏休み中の昼食提供サービスに反響神奈川県川崎市は夏休み期間中、同市内にある全ての放課後児童クラブで、昼食を提供するサービスを始めます。 保護者の負担を軽減する取り組みに、反響が上がっています。

渋谷陽一さんが逝去 音楽誌『rockin’on』を創刊2025年7月22日、『ロッキング・オン・グループ』(株式会社ロッキング・オン・ホールディングス、株式会社ロッキング・オン、株式会社ロッキング・オン・ジャパン)の代表取締役会長である、渋谷陽一さんが亡くなったことが分かりました。74歳でした。
ある日突然、人生がガラリと変わってしまう
22歳の時に、小さいころから憧れていたキャビンアテンダントになり、順風満帆であったはずの中山和美さん。 しかし、そのわずか1年後に脊髄梗塞を発症し、車いすの生活になってしまいます。
想像もつかなかった道へ
好きな仕事にもつけたし、これからだという時だった
途方に暮れる中、医師からキャビンアテンダントとはまったく違う『ある道』を勧められ、彼女の人生は大きく動き出します。
彼女が勧められたのは、想像もしていなかったスポーツの世界『車いす陸上』。始めてみると、その面白さにのめり込んでいきます。
自分が頑張ってきた分、タイムが上がるので
努力がそのまま結果へ結びつく楽しさが、彼女には合っていました。
挫折を経験して、強くなる
2016年には念願のリオパラリンピックに出場。400m、800m、1500mの3種目に出場しましたが予選で敗退。決勝へ進出することはできませんでした。
悔しい結果に終わったリオパラリンピック。ほかの国とのパワーの違いに気付かされます。
世界と戦える強い『エンジン』が欲しい
独特な言い回しで、いまの目標を答えてくれた中山選手は、肉体改造を開始。
自分で組み立てたトレーニングを積み重ねる姿からは、「本気で勝ちにいく」という意識の高さが感じられます。
くじけそうになる出来事の後でも、新たな道を見つけた中山選手。
想像できなかった未来を駆け抜ける姿は、キラキラと輝いて見えます。
次なる舞台は2020年の東京パラリンピック。メダルを掴み取ることを夢見て、懸命にいまを生きています。
[文・構成/grape編集部]