Appleから不審なメール「IDを入れてください」 確認すると、詐欺だった!
公開: 更新:

※写真はイメージ

特殊詐欺に遭いかけた30代男性 冷静さを失った電話内容に「巧妙だ…」警察官を名乗る相手から「『マネーロンダリング』の事件の捜査線上にあなたの名前が上がっている」と告げられたら…。筆者にかかってきた電話の事例と、警察庁への取材内容をもとに、特殊詐欺の巧妙な手口と被害を防ぐための対策を解説します。

京急電鉄「多額の現金をお持ちのお客様へ」 貼り紙の意味深いメッセージに「天才だ…」京浜急行電鉄の北品川駅構内で『オレオレ詐欺』への注意を呼び掛ける貼り紙が、SNS上で「秀逸」「天才」などと注目を集めました。広報担当者への取材で判明した、貼り紙に込められた優しい思いが…?
iPhoneやパソコンのMacintoshなど、多くの人が利用しているApple社の製品。
ロリクラ☆ほーるど (@yukes_bukatsu)さんもAppleユーザーの1人です。ある日、1通のメールをAppleから受け取りました。
内容を確認すると、「アカウント情報が不正確なため、確認してほしい。確認せずに24時間が経過した場合、アカウントが停止になる」とのこと。
メールに貼られたリンクをクリックした投稿者さん。リンク先のページを注意深く観察すると、このメールは詐欺だということが分かったのです!
ほとんど見分けがつかない
リンク先のページはこのようになっています。
そして、本物のAppleのページがこちら。
※『Apple』Webサイト スクリーンショット
ニセモノと本物のページはよく似ているため、パッと見では違いが分かりません。
投稿者さんによると、本物とニセモノの違いは以下の3つです。
投稿者さんはこの詐欺の巧妙さに驚き、注意喚起のためにTwitterに投稿しました。
もし詐欺だということに気付かず、個人情報を入力していたら…。そんなことを想像すると、ゾッとしますね。
この詐欺メールに、多くの人が寒気を覚えたようです。
どんどん巧妙になっていく詐欺。
「自分は引っかからない」と油断をせず、このようなメールが届いたら一度立ち止まり、確認する慎重さが必要です。
[文・構成/grape編集部]