「こんなことが起きるとは」「無茶苦茶」 人気作家ら、書いていない電子書籍で勝手に名前を使われる
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※写真はイメージ

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- 出典
- @y_banana
近年進むデジタル化。
以前は、書籍を買いたい時は、書店に行って手に入れていましたが、今では電子書籍や、ネットで購入する選択肢ができました。
家にいながら本を注文できたり、タップするだけで書籍を購入してすぐに読めたりするのは、便利ですよね。
一方で、便利なシステムを逆手に取った悪質な人もいるようです。
2025年2月25日、『キッチン』や『TUGUMI』などのヒット作がある小説家の吉本ばななさんは、自分が書いていない本がネットで売られていたといいます。
吉本さんは、書いていない本の販売リンクを投稿しながら「間違えて買わないで」と注意喚起。
同月26日13時30分時点で、販売されていたページは削除されています。
吉本さんも、削除されたことを確認し、このようにコメントしました。
客に、吉本さんが書いた本と勘違いさせて購入をうながすのは、悪質です。「よくできた詐欺ですね」とつづった吉本さん。
投稿を機に、本が気になった人がクリックをして、売り上げランキングが上がったことを受け、「大勢の人があの本を覗いたので『思うツボでは』という考えもありますが、それはとても貧しい考え」と指摘しました。
吉本さんは「好きな人が本当に書いた文章を読みたい。それだけです」とコメントし、悪質な販売に気を付けるように注意喚起。
ネット上では、このような声が寄せられています。
・出版社もページ数も記載されてない本は、見たことがない。
・これはひどい。無茶苦茶ですね。
・AIが書いたものなのだろうか…。とんでもない時代だ。
・削除されてよかったです。こんなことが起きるとは…予想外すぎる。
ほかの有名著者でも同じような被害が出ているといったコメントもあり、騙される人がいるのではと懸念されています。
ネットで購入できることは便利ですが、改めて正しい情報を確認してから購入ボタンを押すようにしましょう。
[文・構成/grape編集部]