車で来た父親 あるモノを背景に、笑顔の写真をスーパーに送ると? By - grape編集部 公開:2017-08-31 更新:2018-02-05 お父さん子育て Share Post LINE はてな コメント 出典:@JustinSimard 「女性も男性も育児をしよう」という意識を持つ人たちが、多くいます。 しかし、男性が育児をしていると、こんな壁にぶつかるようです。 男性も育児をしていますから! ジャスティン・シマードさんは、カナダにあるスーパー『Sobeys』に車で来ました。 赤ちゃんを連れていたシマードさんは、子ども連れが優先的に駐車できる、専用のスペースに駐車しようとして、ふと気が付きます。 立っていた看板をよく見ると、「妊婦さん、または子連れの母親専用」と書いてあったのです。 はじかれているようで、悲しい 子どもを連れていたものの、どちらにもあてはまらないシマードさん。彼は、スーパーの公式Twitterに、こんなコメントと画像を送ります。 「こんにちは、私はここに駐車することができますか?」 @sobeys crap, am I allowed to park here? #notababysitter #dadissues pic.twitter.com/NY3OkcBbnP— Justin Simard (@JustinSimard) 2017年8月21日 「父親は、このスペースに駐車してはいけないのだろうか」という疑問が、多くの人の心を動かしました。 投稿には、こんなコメントが付いています。 小さな子どもを持つ父親は、母親と同じ権利を持っている。 看板には、「子を持つ親」って書いてほしい。 ベビーシッターや祖父母もいるんだから、彼らも駐車できないと。 「赤ちゃん連れの人」って書いてある看板を見たことあるよ。 すでに、柔軟な発想のデザインが採用されている店もあるようですね。 子ども連れなら、OK! シマードさんが投稿した翌日、スーパーは答えます。 あなたには間違いなく、その駐車スペースを使用する権利があります! 我々がデザインを更新することができるように、これがどこに立っていた看板か、教えていただけませんか? You are definitely entitled to that parking spot, Justin! Which location was this so we can update the signage? #SuperDad— Sobeys (@sobeys) 2017年8月21日 スーパーは「世間とのズレを、知らせてくれてありがとう!」とシマードさんにコメントを送ります。 その4日後、看板のデザインが修正されました! 妊婦さんと、小さなお子様連れのお客様専用 Here's the new parking signage at our store in Stratford, P.E.I., thanks to feedback from @justinsimard. pic.twitter.com/loKU1OuEYd— Sobeys (@sobeys) 2017年8月25日 利用できる人の幅が、大きく広がったのです! 分かり合えたら、もっといい関係に スーパーの迅速な対応が、嬉しかったのでしょう。 シマードさんは、スーパーから看板の変更を知らせる連絡があった当日に、『あの場所』で写真をとりました。 .@sobeys it was a week ago today, and we're back! #dads #moms #caregivers pic.twitter.com/BWcy1mskYY— Justin Simard (@JustinSimard) 2017年8月28日 スーパーの対応に感心する投稿がたくさんありました。 また、新しい看板を広めてほしいという人もいます。 「男女が平等というなら、駐車スペースの権利も一緒じゃないとね」 喜ぶ声が多い一方、こんなコメントもありました。 妊娠や出産で、体を痛めている人もいる。 数に限りがあるから、利用者が多い時はやっぱり妊婦さんにゆずってほしいな。 男女に関わらず、ゆずり合って『子どもを抱えた、より大変な人に使用してもらう駐車スペース』として使用できればいいのかもしれません。 時には、妊婦さんや母親を優先することもあるでしょう。 ただ、シマードさんの疑問は、『育児は母親がしている』という思い込みが残る社会に、一石を投じました。 子育てをしやすい環境が、より整っていくといいですね。 [文・構成/grape編集部] 出典 @JustinSimard Share Post LINE はてな コメント
「女性も男性も育児をしよう」という意識を持つ人たちが、多くいます。
しかし、男性が育児をしていると、こんな壁にぶつかるようです。
男性も育児をしていますから!
ジャスティン・シマードさんは、カナダにあるスーパー『Sobeys』に車で来ました。
赤ちゃんを連れていたシマードさんは、子ども連れが優先的に駐車できる、専用のスペースに駐車しようとして、ふと気が付きます。
立っていた看板をよく見ると、「妊婦さん、または子連れの母親専用」と書いてあったのです。
はじかれているようで、悲しい
子どもを連れていたものの、どちらにもあてはまらないシマードさん。彼は、スーパーの公式Twitterに、こんなコメントと画像を送ります。
「こんにちは、私はここに駐車することができますか?」
「父親は、このスペースに駐車してはいけないのだろうか」という疑問が、多くの人の心を動かしました。
投稿には、こんなコメントが付いています。
すでに、柔軟な発想のデザインが採用されている店もあるようですね。
子ども連れなら、OK!
シマードさんが投稿した翌日、スーパーは答えます。
あなたには間違いなく、その駐車スペースを使用する権利があります!
我々がデザインを更新することができるように、これがどこに立っていた看板か、教えていただけませんか?
スーパーは「世間とのズレを、知らせてくれてありがとう!」とシマードさんにコメントを送ります。
その4日後、看板のデザインが修正されました!
妊婦さんと、小さなお子様連れのお客様専用
利用できる人の幅が、大きく広がったのです!
分かり合えたら、もっといい関係に
スーパーの迅速な対応が、嬉しかったのでしょう。
シマードさんは、スーパーから看板の変更を知らせる連絡があった当日に、『あの場所』で写真をとりました。
スーパーの対応に感心する投稿がたくさんありました。
また、新しい看板を広めてほしいという人もいます。
「男女が平等というなら、駐車スペースの権利も一緒じゃないとね」
喜ぶ声が多い一方、こんなコメントもありました。
男女に関わらず、ゆずり合って『子どもを抱えた、より大変な人に使用してもらう駐車スペース』として使用できればいいのかもしれません。
時には、妊婦さんや母親を優先することもあるでしょう。
ただ、シマードさんの疑問は、『育児は母親がしている』という思い込みが残る社会に、一石を投じました。
子育てをしやすい環境が、より整っていくといいですね。
[文・構成/grape編集部]