ホップの奥深さを知らずしてビールは語れない!?『ビールの魂』を巡るツアー! 提供:キリン株式会社 By - grape編集部 公開:2017-11-21 更新:2017-12-04 ビール秋田 Share Post LINE はてな カンパーイ! ビールといえば乾杯のお供、いわずもがなの定番ですよね。最近ではお洒落なクラフトビール専門店が次々とオープンし、さまざまな種類のビールの味わいを楽しむ人たちが増えてきました。 そんなビールの奥深さを堪能できる新しい試みが、ホップの一大生産地である秋田県横手市で始まっています。それは『ビアツーリズム』。 ビアツーリズムとは、ホップの生産地を見学しながら、その地域の食や文化とふれあう体験をすること。つまりホップがある街でしか味わうことができない、特別なツーリズムなのです。 一体どんなことをするのでしょうか。2017年に開催されたイベントを通してご紹介します! ホップの魅力を体感!横手市で「ビアツーリズム」が開催 8月の中ごろは、ちょうどホップの収穫がはじまるころ。ツアーではホップの収穫体験や、ホップが育まれる土地の風土をさまざまな角度から体験できます。 例えば現地の農家の人たちと一緒に、旬のトマトやきゅうり、アスパラなどの野菜を自らの手で摘み取ったり。 それをそのまま、ホップ畑にセッティングしたテーブルにを置いて、ビールを楽しみながら味わいます。みずみずしい新鮮な野菜がおいしそう! ホップ畑では、収穫の際に使われる、ホップワーカーと呼ばれる高所作業車に試乗する体験も。 荷台を上げると、見えるのは一面のホップ畑の海!この絶景を堪能しながら、ビールを1杯。こんな贅沢な飲みかたは、ここでしか味わうことができません。 日が暮れてもツアーは続きます。横手産の野菜などを使った料理を囲んで、地元の人たちと交流。おいしいビールを飲みながら、横手の魅力や、ホップ栽培の話について、直接聞いたりして大盛り上がり。 「横手には、ホップもおいしい食材も歴史ある酒蔵や町並みもあり、とても魅力的でした。ホップ畑で楽しく乾杯でき、ビールがもっと大好きになりました!」 参加した人たちは、ホップが育つ横手の魅力を肌身で感じることができたと話していました。 ビアツーリズムに参加して、ホップ畑のなかでビールを飲む…。想像しただけでも、ワクワクしてきますね。しかしホップの生産地がビアツーリズムをはじめたのには、ある理由があったのです。 ホップを知るとビールがもっとおいしく、楽しくなる ホップの栽培が日本ではじまったのは、明治初期から。収穫量は2005年から10年間で半減しました。「このままでは日本産ホップのビールが飲めなくなるのでは」という声もあがっています。 これを受けて、ホップの資源を最大限に活用したまちづくりを行う試みが、全国各地のホップ生産地で行われはじめています。 「遠野を、ビールの里へ」50年後の未来に向けて、ひとつの街に大きな変革が 横手市で行われているビアツーリズムも、そうした流れを受けて生まれました。ツアー参加者のなかには、横手市出身の人も。 横手でホップが作られていることや、後継者不足に悩まされている実情を初めて知ったそう。横手のホップを守るために「自分なりの発信をしていきたい!」と語りました。 ホップには未来があること、ホップ農家にもまだまだ未来があること、そして、横手にも未来があると感じました。(若手ホップ農家) ほかにも、横手の人たちに向けて、ホップには欠かせない蔓下げ作業や、ホップを苗から育て、グリーンカーテンを作るなどの体験してもらうなど、さまざまな活動を行っています。中には、早くもホップ農家を志す若者も出始めています。 ホップを知ることは、生産地を知ること。ビアツーリズムはビールをより深く楽しむことができるイベントなのではないでしょうか。 横手の大地が育んだホップを、よりおいしく 日本産ホップの約70%を使用しているキリンビール。限定品などを通して、日本産ホップの特性を活かしたビール作りを進めています。 ギフト専用で販売されている『一番搾りプレミアム』、なんと横手産のホップ『かいこがね』が使われています。 ひとくち飲むと広がるのは、ホップの深く豊かな香り。ホップ農家さんのことを想いながら、ゆっくり味わいたくなります。 特別なホップを使った特別なビール。みなさんも、大切な人への贈り物にいかがですか。 横手産ホップとまちづくり [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
カンパーイ!
ビールといえば乾杯のお供、いわずもがなの定番ですよね。最近ではお洒落なクラフトビール専門店が次々とオープンし、さまざまな種類のビールの味わいを楽しむ人たちが増えてきました。
そんなビールの奥深さを堪能できる新しい試みが、ホップの一大生産地である秋田県横手市で始まっています。それは『ビアツーリズム』。
ビアツーリズムとは、ホップの生産地を見学しながら、その地域の食や文化とふれあう体験をすること。つまりホップがある街でしか味わうことができない、特別なツーリズムなのです。
一体どんなことをするのでしょうか。2017年に開催されたイベントを通してご紹介します!
ホップの魅力を体感!横手市で「ビアツーリズム」が開催
8月の中ごろは、ちょうどホップの収穫がはじまるころ。ツアーではホップの収穫体験や、ホップが育まれる土地の風土をさまざまな角度から体験できます。
例えば現地の農家の人たちと一緒に、旬のトマトやきゅうり、アスパラなどの野菜を自らの手で摘み取ったり。
それをそのまま、ホップ畑にセッティングしたテーブルにを置いて、ビールを楽しみながら味わいます。みずみずしい新鮮な野菜がおいしそう!
ホップ畑では、収穫の際に使われる、ホップワーカーと呼ばれる高所作業車に試乗する体験も。
荷台を上げると、見えるのは一面のホップ畑の海!この絶景を堪能しながら、ビールを1杯。こんな贅沢な飲みかたは、ここでしか味わうことができません。
日が暮れてもツアーは続きます。横手産の野菜などを使った料理を囲んで、地元の人たちと交流。おいしいビールを飲みながら、横手の魅力や、ホップ栽培の話について、直接聞いたりして大盛り上がり。
「横手には、ホップもおいしい食材も歴史ある酒蔵や町並みもあり、とても魅力的でした。ホップ畑で楽しく乾杯でき、ビールがもっと大好きになりました!」
参加した人たちは、ホップが育つ横手の魅力を肌身で感じることができたと話していました。
ビアツーリズムに参加して、ホップ畑のなかでビールを飲む…。想像しただけでも、ワクワクしてきますね。しかしホップの生産地がビアツーリズムをはじめたのには、ある理由があったのです。
ホップを知るとビールがもっとおいしく、楽しくなる
ホップの栽培が日本ではじまったのは、明治初期から。収穫量は2005年から10年間で半減しました。「このままでは日本産ホップのビールが飲めなくなるのでは」という声もあがっています。
これを受けて、ホップの資源を最大限に活用したまちづくりを行う試みが、全国各地のホップ生産地で行われはじめています。
「遠野を、ビールの里へ」50年後の未来に向けて、ひとつの街に大きな変革が
横手市で行われているビアツーリズムも、そうした流れを受けて生まれました。ツアー参加者のなかには、横手市出身の人も。
横手でホップが作られていることや、後継者不足に悩まされている実情を初めて知ったそう。横手のホップを守るために「自分なりの発信をしていきたい!」と語りました。
ホップには未来があること、ホップ農家にもまだまだ未来があること、そして、横手にも未来があると感じました。(若手ホップ農家)
ほかにも、横手の人たちに向けて、ホップには欠かせない蔓下げ作業や、ホップを苗から育て、グリーンカーテンを作るなどの体験してもらうなど、さまざまな活動を行っています。中には、早くもホップ農家を志す若者も出始めています。
ホップを知ることは、生産地を知ること。ビアツーリズムはビールをより深く楽しむことができるイベントなのではないでしょうか。
横手の大地が育んだホップを、よりおいしく
日本産ホップの約70%を使用しているキリンビール。限定品などを通して、日本産ホップの特性を活かしたビール作りを進めています。
ギフト専用で販売されている『一番搾りプレミアム』、なんと横手産のホップ『かいこがね』が使われています。
ひとくち飲むと広がるのは、ホップの深く豊かな香り。ホップ農家さんのことを想いながら、ゆっくり味わいたくなります。
特別なホップを使った特別なビール。みなさんも、大切な人への贈り物にいかがですか。
横手産ホップとまちづくり
[文・構成/grape編集部]