コンプレックスの根源は親にある トレーナーが出会った親子の話
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保育園に現れた『救世主』とは? 「めっちゃ笑った」「かっこいいー!」そんな『廃材遊び』がテーマの漫画をXで公開したのは、かつて保育士をしていた経験をもとに、男性保育士である『でこ先生』の日常を描いている、でこぽん吾郎(@Dekopon_56)さん。

娘「何で誰も言ってくれなかったの!」 食事中の『失態』に「吹き出す自信しかない」ひかる(@ky365d)さんが漫画に描いている、『おせっかい女子』こと、ちとせは、家族との食事中にどうやら失態をおかしてしまったようです。ある日、自分の部屋で猫耳付きのカチューシャを試しに着けていたところを、夜ご飯の支度を終えた母親に見られてしまった、ちとせ。その後、夜ご飯を食べるべく、ダイニングへ向かったのですが…。
誰もが見た目に対するコンプレックスの1つや2つは、持っているもの。しかし、いきすぎたコンプレックスは、『自己否定』のきっかけになってしまう恐れがあります。
そもそも、なぜ見た目へのコンプレックスが生まれてしまうのでしょうか…。
「根源は親にある」と指摘するのが、にわかはんぞー(@niwakasennpei01)さん。そう思うようになったのは、ジムで働いていた時に出会った1組の親子でした。
意外に多い、こんな親子
「私の娘、見苦しいでしょ?だから痩せさせて、マシにしてほしいの」
母親のこの言葉に、投稿者さんは耳を疑います。その後、娘さんと1対1で話を聞いても、母親がいっていた言葉をなぞるばかり…。
投稿者さんは、娘さんのコンプレックスの根源は、母親の娘に対する言葉や態度にあると感じます。
最後には、娘さんの本音を聞き出せたものの、もしも投稿者さんと出会っていなければ、娘さんは一生自信を持てなかった可能性もあったことでしょう。
この娘さんのように、親の言葉がコンプレックスの根源となっているパターンは多いそうで、今回の漫画にも多くの共感の声が寄せられました。
・親に悪気がないから、子どもの見た目を否定することも平気でいえるのでしょうね。
・子どもは親の所有物ではないので、否定する言葉をかけるのはよくない
・こういう親は、もしも子どもが反抗した場合、今度は人格を否定することもいってくる。
また、見た目がよくないのは、子どもだけの責任ではないと投稿者さんはいいます。そして、「まだ若いから手は打てる、何も気にしでいい」と続けます。
親が子どもに与える影響は大きいもの。だからこそ、親からばかにされるようなことをいわれたらより傷付いてしまいます。
親にとっては謙遜や軽い冗談のつもりでいった言葉が、子どものコンプレックスを強めてしまう可能性がある…それを自覚した上で、子どもと接していくことが大切なのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]