一目惚れから交際期間14年のカップル しかし結婚は「NO」の理由
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秋田県のスーパーで買った鮭弁当 フタを開けたら?「笑った」「世界は広いわ」「秋田県のわりとマジでおすすめなグルメ」というコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、鬼灯すすき(@susuki_hozuki)さん。 秋田県の有名な食べ物といえば、きりたんぽや稲庭うどんなどを、思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、ほかにも秋田県の名物があるのだとか。
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14年も付き合い、お互いのことをよく知っている2人。結婚していても不思議ではありません。
しかし、2人が結婚しない理由は…。
2人がゲイのカップルだから。
日本には『同性パートナーシップ』と呼ばれる制度が存在しますが、それは渋谷区や世田谷区など、一部の自治体のみが導入している制度。
結婚に相当する関係を認める制度ではあるものの、厳密にいうと『結婚』ではありません。社会的にも感情的にも結婚がもたらす意味は大きいため、同性同士の結婚を求める声は年々高まっています。
また、Aさんの場合は家族から猛反対を受けているのも理由の1つだといいます。
なかなか理解を得られない
――ご家族にはゲイであることをお伝えしているのですか。
したけど、すごい反対されました。ゲイに関して理解を深めてもらいたくて、本とかも渡したけどダメでしたね。
実家はもう出ているんですけど「東京に行かせたからゲイになってしまったんだ」っていわれる始末。いまはもう絶縁状態ですね。
――Aさんが求める『理解』とは、具体的にはどんなものですか。
別に小難しいことじゃなくて「自分たちみたいな人もいる」ってことを知ってもらうことかな。
※写真はイメージ
性の多様化が進む現代、アメリカやオーストラリア、オランダなど世界各国で同性婚が認められ始めています。
しかし、いまだ結婚は「男女のカップルがするもの」といった考えは根強く残っているのが現実です。
性的指向に関係なく、愛する人がいて、その人と一生を共にしたいという思いは同じはず。「ゲイだから、レズビアンだから」といったことは、結婚の選択肢が与えられない理由になるのでしょうか…。
同性同士の結婚に限らず、ゲイやレズビアン、トランスジェンダーなど、性的マイノリティに関する理解がまだまだ浅い日本。
AさんとBさんの話を聞き、多様性を受け入れ、それぞれの個性を尊重できる世の中が実現されることを、願わずにはいられませんでした。
[文・構成/grape編集部]