「可愛い魔法少女の物語ね」 読み進めたら、最後のコマに胸を刺された
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「私、女の子が好きなの…」 友達の女の子に、こんな告白をされたらLGBTの友達に打ち明けられたら… その答えの一つを漫画でご紹介

母親「気づいてしまったことがある」 パーカーの紐を引っ張ろうとした赤ちゃんが…「本当にえらい」日々の暮らしの中で、感情任せに怒鳴り散らす人や、店員に対して横柄な態度を取る人を見かけることはありませんか。こうした『少し残念』な行動を取る大人を、反面教師にする人は少なくないでしょう。1児の母親である犬石(@100nichigo_neet)さんも、そんな『大人の残念な行動』に敏感な1人です。
- 出典
- @9Gen22
イラストや創作漫画などを描いている、杉Eナ(@9Gen22)さんの作品が話題になっています。
主人公は、赤い髪の魔法少女。変身して、可愛らしい衣装に身を包んでいます。
完全なファンタジー作品かと思って読み進めると…胸に刺さる結末を、どうぞご覧ください。
『魔法少女は思い出した』
本来の姿であるはずのものを『女装』と表現されてしまった主人公。
男性の身体で生まれたものの、主人公の心はまぎれもなく『少女』でした。
しかし、社会はまだ多様な性のありかたに不寛容です。自暴自棄なところがあった主人公は、そんな社会に対してのあきらめがあったのかもしれません。
でも猫は、主人公の本当の心を肯定して背中を押しました。
読んだ人たちからは、「切なくて優しい物語」「読んで泣きそうになった」などの感想が寄せられています。
例え魔法が解けても、きみが少女として戦い続けることに変わりはない。
猫の言葉に「例え魔法がない現実世界でも、直面しているものと戦っていこう」という勇気がもらえますね。
現実でも、多くの人が社会のさまざまな問題と戦っています。
誰もが前向きに生きられる社会になるように、少しずつ変えていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]