1か月泊まるだけで50万円!?平山夢明が語った高額バイトの理由… By - grape編集部 公開:2018-02-20 更新:2018-03-08 ニッポン放送プレゼント企画平山夢明 Share Post LINE はてな コメント 2018年2月14日放送のニッポン放送『土屋礼央 レオなるど』に出演したホラー作家の平山夢明さん。 この日の番組テーマ『地元のイチ押しトーク』に合わせて、『街にまつわるこわーいお話』をきいてみると、お昼の番組とは思えない話を語りだしました…。 平山さんのこわーいお話をradikoで聴いてみる。 平山: 20年前くらいになるかな。ある観光地で『1か月泊まっているだけで50万円もらえる』って学生のアルバイトがあったんですよ。 土屋: 海の家的なことですか? 平山: 崖なんですけどね。上が公園になってるんです。そのバイトに申し込んだ知り合いが観光組合に行くと「寝る場所はちゃんと用意するから、部屋の中に夜の7時から朝の8時までいてください」といわれるんです。それだけなんです、部屋の中にいればいいだけなんです。 土屋: いるだけで50万!? 平山: そうなんです。それで部屋がちょっと変わってまして、崖をくり抜いて6畳くらいの部屋と階段が作られているんです。 ※ 画像はイメージ 「昼間は何をやっててもいいから、とにかく夜は部屋にいてください」といわれ待っていると、たまに電話がかかってくるんです。 「20代の女性が帰ってこないんですけど、ちょっと上を見てきてもらえませんか」 そうすると、部屋から出て崖の上の公園を誰かいないかなって見て回るんです。いたら声をかけて。 そんなある日、テレビを観ていたら、ちょっとずれて笑い声が聞こえるんですよ。ある時は夜中に目を覚ましたら、下のほうで大勢の声が聞こえたりして。 土屋: いやですねぇ。 ※ 写真はイメージ 平山: そうしてしばらく暮らしているうちに、ちょっとずつ変なことがたまってきたんですよね。そこで環境組合の人に聞いてみたそうなんです。 「あそこは、何の建物だったんですか?」 「いや、あれは荷物の運搬につかってたんだよ。遠くて運べないからね」 土屋: はいはい、なるほど。 平山: 「そうなんだぁ」って納得していたんだけど、ある時公園で「おにいちゃん、あのバイトやってんの!?大胆だねぇ」と声をかけられたそうなんです。 土屋: 大胆?どういことですか。 平山: 「あそこなんで階段があるか分かる?あれは、飛び降りた人を回収するのが大変だから、あそこに階段を作ったんだよ」 土屋: えー! 平山: 「そういうことがたくさんあると観光組合も困るから、一昨年くらいから宿に戻っていない人がいると、見回りをさせるためにバイトを雇い始めたんだ」 それを聞いて嫌になった知り合いだけど、50万のためにやめるわけにはいかない。 土屋: 確かに! 平山: ある夜、怖いから入り口に背を向けて寝ていると、明らかに階段を歩いて登ってくる音がするんです。ぴっちゃんぴっちゃんって。 そして、窓がガタガタッと開きかけた瞬間、後ろから腕をつかまれたんです! 土屋: うわぁぁ! 平山:後ろ、壁ですよ!その瞬間気を失っちゃって、次に目が覚めた時…、胸まで水に浸かってたんです。 いつのまにか部屋から出て、下に降りちゃってたんですね。それをきっかけにそのアルバイトは辞めたそうです…。 そんな平山さんの作品『DINER ダイナー』のコミカライズ作品が、現在週刊ヤングジャンプで連載中。先日は単行本が1・2巻が同時に発売されました。 © SHUEISHA Inc. All rights reserved. そこで、平山さんのサイン入りコミック『DINER ダイナー』第1巻を、5名にプレゼントします!【終了しました】 応募方法は、こちら。 1: grape公式アカウント(@grapeejp)をフォローする。 2: フォローしてから、下のツイートをリツイートする。 #平山夢明 さん原作、川合孝典(@onidanngo)さん作画のコミックス版『ダイナー』の発売を記念して、平山さんサイン入り単行本を5名様にプレゼント!応募方法は、grape公式アカウント(@grapeejp)をフォロー&このツイートをRT☀️ #プレゼント企画 #ダイナー pic.twitter.com/qEyyKf6zHQ— grape (@grapeejp) February 23, 2018 応募締め切り: 応募期間は終了いたしました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。 当選者には後日Twitter DMにて、ご連絡させていただきます。 土屋礼央 レオなるど 毎週月~木曜日 午後1:00~4:00 AM1242 FM93 ニッポン放送にて放送! 午後の空いた時間にちょっと集まって無駄話ができる公園のような場所。それが…「土屋礼央 レオなるど」です。⇒土屋礼央 レオなるど 公式サイト 快挙を成し遂げた狩野英孝、帰国便の搭乗券をよく見ると… 「さすがJAL」の声ホノルルマラソンから帰国する狩野英孝さんに、JALが用意したサプライズとは…。 ロケで出会う人を「お母さん」と呼ぶのは気になる ウイカが決めている呼び方とは?タレントがロケで街中の人を呼ぶ時の「お母さん」「お父さん」に違和感…。ファーストサマーウイカさんが実践している呼び方とは。 Share Post LINE はてな コメント
2018年2月14日放送のニッポン放送『土屋礼央 レオなるど』に出演したホラー作家の平山夢明さん。
この日の番組テーマ『地元のイチ押しトーク』に合わせて、『街にまつわるこわーいお話』をきいてみると、お昼の番組とは思えない話を語りだしました…。
平山さんのこわーいお話をradikoで聴いてみる。
平山:
20年前くらいになるかな。ある観光地で『1か月泊まっているだけで50万円もらえる』って学生のアルバイトがあったんですよ。
土屋:
海の家的なことですか?
平山:
崖なんですけどね。上が公園になってるんです。そのバイトに申し込んだ知り合いが観光組合に行くと「寝る場所はちゃんと用意するから、部屋の中に夜の7時から朝の8時までいてください」といわれるんです。それだけなんです、部屋の中にいればいいだけなんです。
土屋:
いるだけで50万!?
平山:
そうなんです。それで部屋がちょっと変わってまして、崖をくり抜いて6畳くらいの部屋と階段が作られているんです。
※ 画像はイメージ
「昼間は何をやっててもいいから、とにかく夜は部屋にいてください」といわれ待っていると、たまに電話がかかってくるんです。
「20代の女性が帰ってこないんですけど、ちょっと上を見てきてもらえませんか」
そうすると、部屋から出て崖の上の公園を誰かいないかなって見て回るんです。いたら声をかけて。
そんなある日、テレビを観ていたら、ちょっとずれて笑い声が聞こえるんですよ。ある時は夜中に目を覚ましたら、下のほうで大勢の声が聞こえたりして。
土屋:
いやですねぇ。
※ 写真はイメージ
平山:
そうしてしばらく暮らしているうちに、ちょっとずつ変なことがたまってきたんですよね。そこで環境組合の人に聞いてみたそうなんです。
「あそこは、何の建物だったんですか?」
「いや、あれは荷物の運搬につかってたんだよ。遠くて運べないからね」
土屋:
はいはい、なるほど。
平山:
「そうなんだぁ」って納得していたんだけど、ある時公園で「おにいちゃん、あのバイトやってんの!?大胆だねぇ」と声をかけられたそうなんです。
土屋:
大胆?どういことですか。
平山:
「あそこなんで階段があるか分かる?あれは、飛び降りた人を回収するのが大変だから、あそこに階段を作ったんだよ」
土屋:
えー!
平山:
「そういうことがたくさんあると観光組合も困るから、一昨年くらいから宿に戻っていない人がいると、見回りをさせるためにバイトを雇い始めたんだ」
それを聞いて嫌になった知り合いだけど、50万のためにやめるわけにはいかない。
土屋:
確かに!
平山:
ある夜、怖いから入り口に背を向けて寝ていると、明らかに階段を歩いて登ってくる音がするんです。ぴっちゃんぴっちゃんって。
そして、窓がガタガタッと開きかけた瞬間、後ろから腕をつかまれたんです!
土屋:
うわぁぁ!
平山:
後ろ、壁ですよ!その瞬間気を失っちゃって、次に目が覚めた時…、胸まで水に浸かってたんです。
いつのまにか部屋から出て、下に降りちゃってたんですね。それをきっかけにそのアルバイトは辞めたそうです…。
そんな平山さんの作品『DINER ダイナー』のコミカライズ作品が、現在週刊ヤングジャンプで連載中。先日は単行本が1・2巻が同時に発売されました。
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そこで、平山さんのサイン入りコミック『DINER ダイナー』第1巻を、5名にプレゼントします!【終了しました】
応募方法は、こちら。
1:
grape公式アカウント(@grapeejp)をフォローする。
2:
フォローしてから、下のツイートをリツイートする。
応募締め切り:
応募期間は終了いたしました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。
当選者には後日Twitter DMにて、ご連絡させていただきます。
土屋礼央 レオなるど
毎週月~木曜日 午後1:00~4:00 AM1242 FM93 ニッポン放送にて放送! 午後の空いた時間にちょっと集まって無駄話ができる公園のような場所。それが…「土屋礼央 レオなるど」です。
⇒土屋礼央 レオなるど 公式サイト