『テレビで障がいネタはアリか議論』にウーマン村本が持論 「ド素人」
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2018年3月6日にお台場のフジテレビで開催された、ピン芸人の日本一決定戦『R-1ぐらんぷり2018』。
3795人という過去最多のエントリーの中、優勝をつかんだのは漫談家の濱田祐太郎さんでした。
濱田さんは先天性緑内障で、ほぼ目が見えない状態です。「優勝賞金もらえたら眼鏡を買ってみようかな」「盲学校に黒板あるけど見えへんわ!」といった、自身の経験を元にした『盲目ネタ』を披露し、多くの笑いをとりました。
斬新なネタに対し、「ポジティブな笑いで素晴らしい」「感動した」「語りもうまい!」といった声が上がっています。
『障がいネタはアリか議論』に、ウーマン村本さんが持論を展開
しかし、濱田さんの『盲目ネタ』を見た人の中からは、こんな疑問の声も上がっています。
障がい者で笑いをとるのは、アリなの?
自身の身体障がいを笑いのネタにする濱田さんを見て、「障がいネタは笑っていいのか困る」「障がい者に自虐をさせるのはダメでしょ」「不謹慎なのでは」といった感想を抱く人もいるようです。
ネット上でのそういった意見を耳にしたのは、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さん。自分の意見をTwitterに投稿しました。
あの日、番組で披露されたネタは『障がい者ネタ』ではなく、単に『濱田祐太郎さんのネタ』であると持論を展開した村本さん。
漫談家である濱田祐太郎さんを障がい者とくくり、素人の批判で安易に消すものではない…そう意見を述べました。
【投稿に対する反応】
・濱田さんがすごいのであって、障がい者だから評価されたわけではない。
・同意です。濱田さんの別のネタも、きっと面白いと思います。
・スカッとする言葉、ありがとうございます!
・『障がいネタ』を否定する人こそが、差別だと思いました。
NHKでは障がい者情報バラエティ『バリバラ』が放送されています。この番組は障がいをもった芸人が登場したり、『障がいネタ』を披露したりすることで、バリアフリーについて明るく考えるというものです。
「障がいは個性であり、タブー視するものではない」…その意識を多くの人が持つことで、真の差別のない社会ができるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]