「そのドレス、いいね!」 1通の間違いメールが1人の少年の人生を変えた
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ダイソーのイヤホンを見た客 配色に既視感をおぼえたワケに「全く同じことを考えた」メメタァ(@memetaa_kaeru)さんが、『ダイソー』に足を運んだ時のこと。ふと目に飛び込んできたワイヤレスイヤホンのカラーリングに、既視感をおぼえたといいます。何に似ていたのかは、メメタァさんのつづったコメントとともに、答え合わせをしてみてください!
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
「ねえ、このドレスどう思う?」
出典:@bbymandi
もし、見知らぬ女性からこんな間違いメールが届いたらどうしますか。
多くの人は、間違いメールであることを伝えるか、無視するのではないでしょうか。
シドさんという女性はイブニングドレスの試着中に、友人にドレス姿の自分の写真を送ってアドバイスを求めました。
ところがそのメールを受けとったのは友人ではなく見知らぬ男性、トニーさん。明らかに間違いメールであることに気付いたトニーさんは、シドさんにこんな返信を送ります。
出典:@bbymandi
たぶん、このメッセージは別の誰かに宛てたものだと思います。私の妻は外出中なので、意見をもらうことができません。
でも私の子どもたちと私は、そのドレスを着たあなたはとても美しいと思っていますよ!絶対にそのドレスにしたほうがいいです!
出典:@bbymandi
見知らぬ男性と子どもたちは、女性のドレスを絶賛
親切なトニーさんは子どもたちの写真と共に、シドさんにドレスの感想を送ります。
この心温まるやりとりを、シドさんの友人であるマンディさんがTwitterに投稿。するとたちまち多くの人の注目を集めることになったのです。
偶然そのことを知ったトニーさんは、マンディさんにお礼のメッセージを送りました。
最後は白血病と闘う、カイズラーくんの笑顔の写真が。彼もドレスに「いいね!」といってくれたのでしょう。
実は話はこれだけでは終わりません。このTwitter投稿をきっかけに、カイズラーくんの治療費の寄付を募る寄付金サイトの存在が広まります。トニーさん親子を助けようと、多くの人たちが続々と寄付をし始めたのです!
トニーさんはこの出来事に驚きながらも、寄付をしてくれた人たちに心から感謝をしているということです。
1人の女性の間違いメールから始まった親切の連鎖は、病気と闘う少年にたくさんの励ましと大きな希望をもたらしました。
[文・構成/grape編集部]