W杯ナイジェリア代表の主将が『衝撃の告白』 「そんな漫画みたいなことあるの!?」の声
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2018年6月14日からスタートした、『2018 FIFAワールドカップ』。決勝戦に進んだ8チームが熱い戦いを繰り広げています。
そんな中、世界中の多くの人が驚く事実が、ナイジェリア代表の主将ジョン・オビ・ミケル選手から明かされました。
同月26日に行われたアルゼンチンとの試合に敗北し、グループリーグを敗退したナイジェリア。
その裏で恐ろしい事件が起こっていたと、ミケル選手が声明を出しました。
W杯試合直前に、ナイジェリア代表主将の父親が誘拐
イギリスの新聞によると、アルゼンチン戦の数時間前、ミケル選手に1本の連絡が入ります。
なんと、「お前の父親を誘拐した。身代金として一千万ナイラ(およそ300万円)を出せ」と要求してきたのです。
また、「警察に通報すれば父親の命はない」ともいわれたそうです。
国の代表として、そしてチームの主将としての大切な試合が迫る中、伝えられた衝撃の事実…ミケル選手のつらさは、想像を絶するものでしょう。
しかし、ミケル選手は警察やチームメイトにそのことを告げず、試合に出ることにしました。
大切な試合の直前にこのことを話し、コーチやチームのみんなに不安な思いをさせたくなかったのです。
7月3日、警察はミケル選手の父親を保護したことを発表。試合の裏で起こっていた事件を知り、多くの人が衝撃を受けました。
犯人はまだ逮捕されていないものの、ミケル選手の父親に大きなケガはないとのことです。
ミケル選手は警察にお礼を述べると共に、メディアに対してこのようにコメントしています。
頭が混乱してしまって、どうすればいいのか分かりませんでした。
でも、一億八千万人ものナイジェリアの国民を落胆させるわけにはいかないと思いました。
この時は父親のことを忘れて、国を代表して戦わなくてはならないと思ったのです。
父親の命が危険にさらされ、ミケル選手は気が気でなかったでしょう。すぐにでも警察に助けを求め、誰かに相談したかったに違いありません。
それでも、彼は1人の選手としての使命を選び、試合を戦い抜いたのです。
ミケル選手の『ナイジェリア代表の主将』としての強い覚悟に、日本からも驚く声が多数上がっています。
・そんな漫画みたいなこと、本当にあるんだ…。
・本当に無事でよかった。重圧がすごかっただろうなあ。
・彼の強い心は、今後の選手としての活躍にも現れると思う!
・すごく心配だったろうなあ。ミケル選手、カッコよすぎる。
ちなみにミケル選手は、今回だけではなく2011年にも父親を誘拐されていました。
グループリーグには敗れてしまったものの、ナイジェリア代表の熱い戦いは多くの人の目に焼き付いたことでしょう。
そして、チームメイトや一億八千万人のナイジェリア国民に、ミケル選手の覚悟と思いは伝わったはずです。
[文・構成/grape編集部]