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【UAEメディアも認めた誤審】サッカー日本代表の敗因は審判のせいなの!?

By - grape編集部  公開:  更新:

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2016年9月1日に行われたW杯アジア最終予選、日本代表vsUAE代表戦。

日本はホームで戦ったにも関わらず、1-2で惜敗し、最終予選の初戦を白星で飾ることはできませんでした。

さまざまな敗因があるものの、特に注目を集めているのが誤審

特に後半32分、浅野選手が放ったシュートをUEAのゴールキーパーが必死にかき出したシーンでは「完全にボールがゴールラインを超えていた」と、Twitterで注目を集めていました。

確かにボールが完全にゴールラインを超えているように見えます。

ちなみに、UAEの『ザ・ナショナル』も、9月1日発行の新聞で「浅野選手のシュートはゴールラインを超えていた」と認めています。

しかし、「いくら写真で見る限り、ボールがゴールラインを超える」のが明らかでも、「UAEの新聞がゴールである」と認めても、審判が「ボールがゴールラインを超えた」と判定しなかった以上、得点にはなりません。

ビデオ判定の導入はできるのか?

そもそもサッカー界には古くから「誤審も試合のうち」という暗黙のルールがあり、「審判も人間だから誤審は仕方がない」という雰囲気があります。

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しかし、「サッカーの広いグラウンドを、主審1人と副審2人の3人でカバーし切るのには無理がある」という声の高まりと共にビデオ判定など、テクノロジーの導入が検討され始めました。

実際に2014年に行われたブラジルW杯では、ゴールラインテクノロジーを導入し、「ボールがゴールラインを超えているか否か」の判定を機械に委ねるという試みが行われています。

ただし、このゴールラインテクノロジーの導入は、多額の費用がかかるため、W杯のような大きな大会でなければ導入することが難しいという問題を抱えています。

今回の最終予選では1会場あたり2000~3000万円程度の費用が必要になると言われるゴールラインテクノロジーを「全会場に設置することができない」という理由から、導入は見送られているのが現状です。

「たら・れば」で語っても仕方がありませんが、もしゴールラインテクノロジーが導入されていれば、今回の浅野選手のシュートがゴールと認められていた可能性は高いはずです。

テクノロジーはすべてを解決する救世主ではない

しかし、忘れてはいけないことが2つあります。

1.ゴールラインテクノロジーが導入されたからと言って、すべての誤審がなくなるわけではない

当たり前ですが、誤審が起こり得る場所はゴールライン上だけではありません。

実際、今回の試合でも、UAEの1点目につながった吉田麻也選手の反則は、スローで見る限り、反則とは言えないプレーでした。

もちろん、その反則で得たフリーキックを見事に決めたUAEの選手は称えられてしかるべきですが、例えゴールラインテクノロジーが導入されても、すべての反則を監視することは現在の技術では不可能なのです。

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2.ゴールラインテクノロジーが導入されれば、日本に有利な誤審もなくなる

大抵の場合、テクノロジーの導入が議論されるのは、自分たちが応援しているチームに不利な誤審があった場合です。

しかし、「誤審がある」ということは「日本にとって有利な誤審もある」ということ。

つまり、テクノロジーの導入が必ずしも日本にプラスになるとは限らないのです。

他競技のテクノロジー導入から考える

また、テクノロジーの導入が検討されたり、実施されたりしているのはサッカーだけではありません。

最近はテニスやバレーボール、野球などでも「チャレンジ」というシステムで、ビデオ判定を導入しています。

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競技によって多少ルールは異なりますが、基本的には「判定に異議のあるチーム(もしくは選手)がチャレンジを宣言して、審判にビデオ判定を求める」というシステムをとっています。

さらに、チャレンジの失敗が許される回数が各競技ごとに定められていて、試合の流れを阻害しないように工夫されています。

費用面の問題や、どのように導入するかなどまだまだ課題の多いサッカーにとってのテクノロジーの導入。

スポーツ観戦は本来、スカッとするものです。

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もし誤審によって、観ている観客がモヤッとした気持ちを抱えてしまうのだとすれば、日本でも積極的に導入を検討してもいい時期に来ているのかもしれません。

出典
@CesarePolenghi

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