「破れちゃってスミマセン!」 EURO2016でスイスのユニフォームがビリビリに By - grape編集部 公開:2016-06-21 更新:2018-05-16 サッカー Share Tweet LINE コメント 日本時間の6月20日に行われた、EURO2016(欧州選手権)のグループステージ第3戦フランス vs スイスの試合。 開催国であるフランスと対戦したスイスは、0-0で引き分け。グループステージを2位で突破し、見事に決勝リーグへと進出しました。 ユニフォームが破れる珍事 しかし、この試合では珍しいことが起こります。それはスイス代表選手のユニフォームが、試合中にビリビリに破れてしまったのです! 【#EURO2016 珍事コレクション】グループA-3:スイス0-0フランス54分:公式球ボージュー試合中に破裂⚽w7グリーズマンと11ベーラミの競り合い「スパイクで踏まれてた」スイス代表ユニ:またプーマが破れやすいシャツを pic.twitter.com/FlaL6045IW— think-n_n-foot (@barsenalcl) 2016年6月20日 Twitterでも注目を集めていますね。 この事態に、スイス代表ユニフォームのサプライヤーでもあるPUMAは正式に謝罪のコメントを発表しました。 「スイスと選手たちにお詫びします。欠陥のあった素材はスイス代表ユニフォーム(ホーム)の極一部にしか使われていないため、二度と同じような出来事が起きないことを保証します」 過去にも破れやすいユニフォームが問題に 2015年11月に行われた日本代表のW杯アジア予選のシンガポール戦でも、清武選手のユニフォームが破れてしまうというハプニングが起こりました。この時のサプライヤーはadidas。 清武のユニホームやぶれたってゆーのほんとに面白い。 pic.twitter.com/7koOPkRzGZ— Yoooooooooou (@youpyon4) 2015年11月13日 また、実はPUMAは過去に「破れやすいユニフォーム」として、サッカーのカメルーン代表ユニフォームを制作し、物議を醸した過去があります。 サッカーでは、選手が相手選手のユニフォームを引っ張る行為を禁止していますが、現状はグレーゾーンの部分が多く、よほど露骨に引っ張るようなことがなければ反則をとられることはありません。 「ユニフォームを引っ張られたらすぐに審判に分かるように」というカメルーン代表選手の要望で制作されたという問題のユニフォームは、「紙で出来ているのか」というツッコミが入るほど破れやすく、試合終了時にはほとんどの選手のユニフォームがビリビリに破けているという珍事に発展。FIFAから使用が禁止されました。 しかし、そもそもユニフォームを引っ張る行為が反則である以上、「ユニフォームを引っ張る相手選手が悪いのか」「破れやすいユニフォームを制作するメーカーが悪いのか」は議論が分かれるところです。 今回はメーカーであるPUMAが謝罪を表明しましたが、今後同じような問題が起こった時、再度議論の焦点となることが予想されます。「反則をとられるかどうか」ではなく、互いに相手をリスペクトし、フェアにプレーする意識が求められているのかもしれません。 出典 @barsenalcl/@youpyon4 Share Tweet LINE コメント
日本時間の6月20日に行われた、EURO2016(欧州選手権)のグループステージ第3戦フランス vs スイスの試合。
開催国であるフランスと対戦したスイスは、0-0で引き分け。グループステージを2位で突破し、見事に決勝リーグへと進出しました。
ユニフォームが破れる珍事
しかし、この試合では珍しいことが起こります。それはスイス代表選手のユニフォームが、試合中にビリビリに破れてしまったのです!
Twitterでも注目を集めていますね。
この事態に、スイス代表ユニフォームのサプライヤーでもあるPUMAは正式に謝罪のコメントを発表しました。
「スイスと選手たちにお詫びします。欠陥のあった素材はスイス代表ユニフォーム(ホーム)の極一部にしか使われていないため、二度と同じような出来事が起きないことを保証します」
過去にも破れやすいユニフォームが問題に
2015年11月に行われた日本代表のW杯アジア予選のシンガポール戦でも、清武選手のユニフォームが破れてしまうというハプニングが起こりました。この時のサプライヤーはadidas。
また、実はPUMAは過去に「破れやすいユニフォーム」として、サッカーのカメルーン代表ユニフォームを制作し、物議を醸した過去があります。
サッカーでは、選手が相手選手のユニフォームを引っ張る行為を禁止していますが、現状はグレーゾーンの部分が多く、よほど露骨に引っ張るようなことがなければ反則をとられることはありません。
「ユニフォームを引っ張られたらすぐに審判に分かるように」というカメルーン代表選手の要望で制作されたという問題のユニフォームは、「紙で出来ているのか」というツッコミが入るほど破れやすく、試合終了時にはほとんどの選手のユニフォームがビリビリに破けているという珍事に発展。FIFAから使用が禁止されました。
しかし、そもそもユニフォームを引っ張る行為が反則である以上、「ユニフォームを引っ張る相手選手が悪いのか」「破れやすいユニフォームを制作するメーカーが悪いのか」は議論が分かれるところです。
今回はメーカーであるPUMAが謝罪を表明しましたが、今後同じような問題が起こった時、再度議論の焦点となることが予想されます。「反則をとられるかどうか」ではなく、互いに相手をリスペクトし、フェアにプレーする意識が求められているのかもしれません。