カメルーン出身の少年を守った友達 「優しい人たちだったから」ではなくて
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- 出典
- @RENEhosino
アフリカ中部にあるカメルーン出身の星野ルネ(@RENEhosino)さんは、お父さんの仕事の都合で、4歳になる前にお母さんと一緒に来日。カメルーンと日本の文化、両方に触れてきました。
そんな自身の生い立ちから、星野さんはエッセイ漫画を描いてTwitterに多数投稿しています。
2018年8月3日には、小学生になった時に起こったことを漫画化。
自身の経験から導き出した、人との関わりで大切なことを描きました。
『天使が生まれる時』
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よく知らない相手のことを思いやったり、優しくするのは難しい。
直接会って話したり遊んだりすることで、同じ人間だと実感できる。
友達は星野さんのことをよく知っていたからこそ、無神経な言葉や視線などから守ってくれたのです。
この経験から、「相手をよく知らない」ということが、「人を悪魔のように誰かを傷付ける存在にしてしまうのだ」と星野さんは学びました。
漫画を読んだ人たちからは、「互いを知ることは、本当に大事なことだと思います」「人は、自分にとって相手がどれくらい重要な人物なのかによって扱いや態度が変わりますよね」「核心を突いてます!」などのコメントが寄せられています。
知り合った人に対して、私たちは優しい人になれる…だからこそ、国や性別、興味のあるジャンルなどを超えてさまざまな人と出会う必要があるのでしょう。
そうやって知り合いを増やしていくことが、平和な社会への第一歩なのかもしれませんね。
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星野ルネさんの描いた、書籍『まんが アフリカ少年が日本で育った結果』(毎日新聞出版)が2018年8月20日から発売されます。
いままでTwitterに投稿されたエピソードを超える、笑える話や『あるある』話のほか、両親のなれ初めなども収録。
気になった人は、予約をすることもできます。ぜひ、星野さんのほかのエピソードもご覧ください。
『まんが アフリカ少年が日本で育った結果』
毎日新聞出版 著 星野ルネ
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[文・構成/grape編集部]