「それ恥ずかしくない?」 ヘルプマークを拒絶された男性の本音に、考えさせられる
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- 出典
- @sakurai7715
難病の人や、義足や人工関節を使用している人など、外見からは分からないけれど周囲の配慮や援助を必要とする人に配布されている『ヘルプマーク』。
Twitterに投稿された、ヘルプマークにまつわるエピソードに、言葉を失う人が続出しています。
知人からの心ない言葉
一連の出来事を投稿したのは、ADHDなどの発達障害を持つ桜井(@sakurai7715)さん。
ある日、ヘルプマークを着けていると、一緒にいた知人からこんな言葉を投げかけられました。
「それ恥ずかしくない?俺まで周りから変な目で見られたら嫌だから、外して」
※写真はイメージ
知人の指摘に深いショックを受けた投稿者さんは、次のような本音をツイートしました。
ヘルプマークの裏面には、詳しい自分の症状や非常事態が起きた時の連絡先など、必要な情報が書かれていることもあります。
ヘルプマークには、助けを求める目印としての意味だけでなく、有事の際に周囲がどう対処すべきかの、重要な情報源としての役割もあるのです。
ネット上には、一連の出来事に対し怒りや悲しみの声が寄せられました。
【ネットの声】
・そんな発言をする人がいるなんて…。強い怒りを感じます。
・この世の中には、ちゃんとマークについて理解のある人もいます。あなたは一人じゃありませんよ。
・ヘルプマークを着けている人を見かけた時は、気を配るようにしています。同じ考えかたの人が増えますように。
コメントの中には、同じようにヘルプマークを使う人から「残念です」「私も似たようなことをいわれた経験があります」といった声も…。
投稿者さんは、ほかにも自身のTwitterアカウントでヘルプマークの重要性を訴える投稿をたびたび行っています。
ヘルプマークを着ける人が、肩身の狭い思いをすることはあってはならないことです。
必要な人が自然と身に付けやすい環境にしていくために、まずは1人でも多くの人がヘルプマークの意味を正しく理解することが大切でしょう。
偏見をなくし、みんなが手と手を取り合って助け合える社会を作っていきたいものです。
※こちらの記事は投稿者さんの許可を得て、掲載しています。
[文・構成/grape編集部]