生まれつき目が見えない女性 「不自由?」という質問に対し…
公開: 更新:


店主がお礼をいっても無言で帰る客 テーブルにあったメモ書きに「枠な人だね」「涙が出てきた」2025年7月31日、東京都墨田区の飲食店『かどや』の店主は、同店のXアカウント(@kadoya1)にエピソードを投稿。35万件もの『いいね』が付くなど、話題になりました。

自閉症の6年息子 支援級のプリントを見ると?「涙が出た」「花丸をあげるしかない」支援級に通う息子のプリント。回答に母が心打たれた理由とは…。
grape [グレイプ] trend
発達障がいに関するエッセイ漫画などをTwitterに公開している、きよまろ(@sobomiyako98)さん。
きよまろさんはある日、生まれつき目が見えない人に「目が見えないってとても不自由なのでしょうね」と聞いてみたところ、考えさせられる答えが返ってきたそうです。
障がいとは?
きよまろさんは、「多くの人が障がいについて考えるきっかけになれば」と思い、この漫画を描いたそうです。
生まれつき目は見えないけれど、自身を障がい者だと思ったことはないという女性。
目が見える人からすれば、目が見えないことはとても不自由だろうと感じてしまうものです。
しかし、目が見えない分、優れた嗅覚を活かした仕事をし不自由なく生活する彼女の姿に「障がいとはなんだろう」と考えさせられます。
【ネットの声】
・健常者の常識が必ずしも絶対ではない。当然なことなんだけど、なかなか気付きにくいよね。
・私もメガネやコンタクトがなければ視覚障がいに該当する。道具を用いているから、不自由なく暮らせている。障がいってなんだろうね。
・道具や社会のシステムを利用して生活をカスタマイズし、大した支障なしに生活できている人もいる。多くの人が、工夫をすれば不自由なく暮らせる社会がいいよね。
『障がい』という言葉や概念は、1つの偏った目線での価値観や尺度でしかないのかもしれません。
さまざまな障がいを補う道具やバリアフリーな環境の発展に加え、周囲の人が自然とフォローできるようになれば、より多くの人が不自由なく暮らせる社会になることでしょう。
障がいとは何か、自分にできることは何か、改めて考えたいものですね。
[文・構成/grape編集部]