警察も来てくれない… 猫を助けるため、『便利屋』の取った行動とは
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トイレから戻ったら、カーテンレールにいたのは… 目にした光景に、ゾットルクメニアンワシミミズクの鼓珀(こはく)さんと暮らす飼い主(@SiO2_ORio)さんが、Xに投稿した1枚に、戦慄する人が続出しています。ネットをざわつかせた衝撃の1枚とは…?

トマト農園で『ある看板』を見上げる猫 そこに書かれていたのは…歩行者の急な飛び出しによる交通事故を防ぐのに有効な、『飛び出し注意看板』。さまざまなデザインがありますが、一般的にイメージされるのは、注意喚起の文言とともに子供のイラストが書かれたものでしょう。写真家の土肥美帆(@miho885610)さんがXで公開した『飛び出し注意看板』が話題です!
- 出典
- shu11113
各種代行サービスにたずさわっている、元格闘家のshu1(shu11113)さん。Instagramには、日々の仕事を紹介した『便利屋通信』を公開しています。
力仕事から繊細さが必要な作業までさまざまですが…木から降りてこない猫の救出依頼の時には、代行サービスのメンバーはおおいに苦戦してしまいました。
10m以上もある木に登った猫の救出劇
救出作業の前に、猫の飼い主さんから話を聞いた投稿者さん。
飼い主さんによると、猫は10m以上もある木に登って3日間も降りてこないとのこと。警察や動物を守る団体などに救助を求めたものの、助けを得ることはできなかったそうです。
「猫のことが心配で、ご飯もノドを通らない」と悲しそうな飼い主さんを見て、投稿者さんの心に火が付きました。
ハシゴを持って、早速猫の救助に向かった代行サービスのメンバー。しかし、ハシゴを使っても届かない位置に猫は座り込んでいました。
近所の住民たちも、猫のことを心配して続々と集まってきます。
そして、みんなで猫のご飯をまくなどの策を試してみました。ですが、猫は一向に降りて来る気配もなかったのです。
事態を変えたクレーン車
猫を救助できないまま日が暮れてしまうと、飼い主さんは「今日はいったん、あきらめよう」といい始めました。
「万策尽きた」と誰もが思った時、道路を走って来た『ある車両』が投稿者さんの目に止まります。
走って来たのは、1台のクレーン車。
ハシゴでは届かなかった場所でも、クレーン車を使えば届くはずです。ピンときた投稿者さんは、通り過ぎようとしたクレーン車のもとまで走って行きました。
事情を説明し、クレーン車を使用する値段交渉までした結果…猫の救出に協力してもらうことができたのです!
猫のいる位置に向かって、クレーン車の腕が伸びていきます。
そして、ついに猫の救助に成功!
…したのですが、猫はパニックになって大暴れ。「猫じゃない。こいつはトラや」と投稿者さんが思ったほど、猫は荒ぶっていたそうです。
投稿者さんを含む3人が負傷して、救急車で病院まで運ばれることに。
「恩をあだで返された!」と思いそうな場面ですが、猫のことを心配していた3人の感想は違いました。
みんなの気持ちは、たった1つ。
「猫ちゃんが無事でよかった」
救出できた喜びに比べれば、おびえた猫に傷付けられたことなど小さなことなのでしょう。
投稿者さんは、Instagramに改めて次のようなコメントをしています。
猫想いな投稿者さんの行動に、胸が熱くなりますね!
[文・構成/grape編集部]