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ピエール瀧逮捕による『電気グルーヴ』の発表に賛否 「やりすぎ」「しかるべき対応」

By - grape編集部  公開:  更新:

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2019年3月12日、タレントのピエール瀧容疑者が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されました。

テクノバンド『電気グルーヴ』のメンバーとして活躍し、明るい人柄で人気を博していたピエールさん。

事件発覚後、ネット上では多くのファンから「まさか」「よりによってあの人が」といった声が相次ぎました。

ピエール瀧逮捕による『電気グルーヴ』CD出荷停止に賛否

同月13日、『電気グルーヴ』ウェブサイトで株式会社ソニー・ミュージックレーベルズが「ピエール瀧の逮捕に伴うソニー・ミュージックレーベルズの対応について」という声明を発表。

今回の事件を受け、『電気グルーヴ』のCDおよび映像作品の販売、音源配信の自粛を明かしました。

この度、ソニー・ミュージックレーベルズの契約アーティストであるピエール瀧が、麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたことにつきまして、ファンの皆様、関係各所の皆様にはご迷惑とご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

この事態を厳粛に受け止め、本日より、弊社が取り扱うピエール瀧、及び電気グルーヴ関連の商品に関して、以下の通り対応いたします。

・ CD、映像商品の出荷停止

・ CD、映像商品の店頭在庫回収

・ 音源、映像のデジタル配信停止

DENKI GROOVE ーより引用

90年代に発売されたメジャーデビューアルバムがヒットし、数多くの曲を生み出してきた『電気グルーヴ』。

しかしピエールさんの逮捕によって、いままでリリースしたCDやDVDを販売停止し、ネットでの配信も停止する結果になってしまったのです。

ネット上では、『電気グルーヴ』の販売自粛を疑問視する声が相次いでいます。

・音楽に罪はない。一体、何のための自粛?

・出荷停止や在庫回収、配信停止の対応には反対。とても残念に思う。

・もちろん犯罪はよくない。でも、『電気グルーヴ』の音楽を聴いた人が薬物に手を出したくなるわけじゃないのに。

・今回の場合は直接的な被害者がいないから、そこまでやるのはちょっと…。

ピエールさんの逮捕後、ネット上では「ピエールさんがいままで関わってきた作品は守ってほしい」という声が多数上がっていました。

しかし、ピエールさんが暴力団組員役の声を担当しているゲーム『JUDGE EYES:死神の遺言』は販売自粛に。

また、ディズニー映画『アナと雪の女王』でもピエールさんは声優としてオラフ役を演じていました。そのため、スクウェア・エニックスはオラフが登場するゲーム『キングダムハーツ3』を後日アップデートし、声優を変更することを発表しました。

次々と発表される自粛に対し、ネット上では疑問の声は後を絶ちません。しかし、中には「犯罪なのだから、これはしかるべき対応」「薬物は直接的な被害者はいなくても、間接的に被害を受けている人がいる」といった肯定的な意見もありました。

今回の件に限らず、きっと今後もタレントの不祥事によって作品が『封印』されることはあるでしょう。

作品に罪はないということ。そして、犯罪による影響や被害者の気持ちなどを考慮した上で、各業界がしかるべき対応をとることが求められています。


[文・構成/grape編集部]

出典
DENKI GROOVE

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