夏木マリは若い頃からかっこいい! 年齢不詳の『Dr.くれは』コスがすごい
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歌手、女優として活躍している夏木マリ(なつきまり)さん。
高い歌唱力と優れた演技力で、男女問わず多くの人から支持されています。
そんな夏木マリさんの若いころやファッション、これからの活動といったさまざまな情報をご紹介します!
夏木マリの若い頃が美人
東京都に生まれた夏木マリさんは、当初本名・中島淳子の名義で1971年に『小さな恋』で歌手としてデビューしています。
『夏木マリ』に改名したのは1973年でした。リリースした『絹の靴下』が大ヒットとなり有名人の仲間入りを果たします。
ドラマや映画にも出演。ドラマ『Gメン’75』(TBSテレビ系)や映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に登場としています。
1980年代からは舞台でも活躍。『アニー』を始めとした多数の役を務め、『芸術選奨文部大臣新人賞』を獲得しました。凛とした美人ぶりが評判となり、現在と比べるとアグレッシブな印象がある写真が残っています。
夏木マリ 1981年
パフォーマンス集団『マリナツキテロワール』の主宰となったのは2009年のことです。『マリナツキテロワール』で夏木マリさんは後進の育成にはげみ、モンブラン国際文化賞を受賞しています。
歌手活動も並行して続けており、シングル『ALLIANCE』や『裸の青春/あなたはおとな』を発表。ロックバンド『THE BLUE HEARTS』の名曲『リンダリンダ』をカバーしたこともあります。
若い世代からは、ジブリのアニメーション映画『千と千尋の神隠し』における湯婆婆役で知られています。令和に近くなっても、夏木マリさんはジブリのプロデューサーである鈴木敏夫さんのラジオに出演することが。
夏木マリのファッションや髪型にも注目
90年代から海外で活動を行ってきた夏木マリさん。ロックやジャズ風の楽曲まで歌いこなせるセンスはファッションにまで及んでいます。
夏木マリさんのブログでは、素敵な服を着こなした写真が多く投稿されていました。
ハイブランドの服
薄緑色のジャケットに、赤みがかったオレンジ色のボトムスという難易度の高い組み合わせを、夏木マリさんは苦もせず着こなしています。高い身長だからこそできるスタイリングでしょう。
フェミニンでありつつも個性は忘れない
軽やかなスカートとアグレッシブなサンダルの合わせかた。夏木マリさんにしかできない着こなしです。
伝統を忘れず、和装にも
夏木マリさんが着ている和服の柄は、アイヌ民族の文様だそう。合わせた帯の柄はヨーロッパに影響されているということで、時代や場所といった形にとらわれない自由さがうかがえます。
若いときのしなやかな美しさを残しつつ、洗練されていく夏木マリさんの魅力に引きつけられる人も多いようです。
夏木マリの『Dr.くれは』コスプレが話題に!
コスプレといえば、日本発のサブカルチャーとして海外でも知られるようになりました。しかし、66歳という年齢の夏木マリさんが行うとなると話は別。
2019年2月、六本木で行われたイベントにおいて夏木マリさんはコスプレを披露。コスプレしたキャラクターは、漫画『ONE PIECE(以下、ワンピース)』に登場する『Dr.くれは』です。
『Dr.くれは』のコスプレをする夏木マリ 2019年
同キャラクターは、『ワンピース』のマスコット的存在である『チョッパー』の師匠で、年齢は100歳以上という年齢。厳しくも温かい人柄と、老いても美しい姿で親しまれています。
『Dr.くれは』に扮した夏木マリさんは、レザージャケットにレザーパンツ、へそ出しのタンクトップという、漫画そのままの姿で観衆を大いに沸かせました。
ネット上では、「漫画から出てきたみたい」「かっこいい」と、絶賛する声が上がっています。
3月から、夏木マリさんが『Dr.くれは』役として出演する、就職検索エンジン『Indeed』のCMが公開されました。
夏木マリの『ワンピース』コスプレが話題に! 「本物じゃん」「スタイルやば!」
夏木マリの旦那は斉藤ノヴ
夏木マリさんはミュージシャンの斉藤ノヴさんと2011年に結婚しています。
もともと夏木マリさんと斉藤ノヴさんは2007年から事実婚状態で、「籍にこだわらない」という姿勢を取っていました。
こういうスタイルはフランスで多く見られることから、日本では『フランス婚』とも呼ばれています。
夏木マリさんが結婚を決めたきっかけは、同年発生した東日本大震災だったそうです。夫の斉藤ノヴさんは音楽活動をしつつ、2009年から夏木マリさんと慈善活動も行っていました。
斉藤ノヴさんは1950年生まれで、子役としての経験もあります。バンド『サザンオールスターズ』のヒットナンバー『勝手にシンドバット』のアレンジに関わりました。
京都出身の斉藤ノヴさんと結婚してから、夏木マリさんは京都となじみが深くなったよう。トーク番組『人生最高レストラン』(TBSテレビ系)で京都の名店を紹介しています。
夏木マリの現在・これから
夏木マリさんは2019年1月に、新曲『Co・ro・na / 私を生きて』を電子配信しました。『Co・ro・na』はバンド『東京スカパラダイスオーケストラ』メンバーの谷中敦さんが作詞を手がけています。
3月は、2018年に公開された夏木マリさんの主演映画『生きる街』の凱旋上映も行われていました。
第1作が発表されてから50周年を迎えた映画『寅さん』シリーズ。最新作・『男はつらいよ おかえり、寅さん』に、夏木マリさんが登場します。
また、2020年に公開予定のNetflix独占ドラマ『Followers』に田嶌エリコ役としてキャスティング。監督は『さくらん』『DINER』で知られる蜷川実花さんで、テーマとしてSNSが取り上げられる予定です。
還暦を越してなお新しい挑戦を続ける夏木マリさん。歌唱力、演技力はもちろん、人間的魅力は頂点に近いところまで高まっています。これからの夏木マリさんの活躍から目が離せませんね。
夏木マリ プロフィール
生年月日:1952年5月2日
出身地:東京都
所属事務所:個人事務所
[文・構成/grape編集部]