父親の面倒をみていた姉と妹 2人の『真逆な対応』に、考えさせられる
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ホームヘルパーとしての実体験を元に、介護にまつわる実録漫画を描いている、ゆるゆらりさん。
父親の介護に関する『気付き』を漫画で描いたところ、多くの読者から共感の声が上がりました。
『親の介護になくてはならないもの』
介護施設で生活している、ゆるゆらりさんの父親は、週に1回の外泊で自宅に帰っています。
父親が自宅に帰ってくる際には、母親と共にゆるゆらりさんが介護をしているのだそうです。
ゆるゆらりさんの代わりに、彼女の姉が介護を手伝った際のこと。体調を崩し、ベッドから起き上がれなくなった父親を見た姉は…。
出典:ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦からのハローワーク。
出典:ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦からのハローワーク。
父親を心配するあまり、姉は「かわいそうに」「しんどいよな」という声かけを繰り返します。
途中からやってきたゆるゆらりさんは、父親に対し、姉とは真逆の声かけをしてみることに。すると…。
出典:ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦からのハローワーク。
出典:ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦からのハローワーク。
出典:ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦からのハローワーク。
出典:ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦からのハローワーク。
出典:ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦からのハローワーク。
出典:ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦からのハローワーク。
「ポジティブな言葉を聞くと前向きになれるはず」という考えの元、父親を奮い立たせるような声かけをした、ゆるゆらりさん。
ゆるゆらりさんの言葉に意欲がわいてきたのか、父親は自分の力で立ち上がり、元気を取り戻したといいます。
父親の変わり果てた姿にショックを受ける姉の気持ちを理解したうえで、ゆるゆらりさんは「尊敬の気持ちを忘れずに接することの大切さ」をつづりました。
エピソードに対し、読者からはさまざまなコメントが寄せられています。
・ゆるゆらりさんとお姉さんの気持ちは、どちらも痛いほど分かります。
・年老いていく親との関わりかたに悩んでいたので、読んで心が軽くなりました。
・涙が出ました。相手に寄り添うには、同情するだけじゃダメだと気付かされます。
元気だったころの姿を知っているからこそ、子どもとしては変わっていく親の様子に心を痛め、「どう接したらいいのか」と葛藤することもあるでしょう。
相手を認め、愛情をもって接することの大切さに気付かされますね。
[文・構成/grape編集部]