いつも自宅に帰りたがる女性 ヘルパーが『気付いたこと』に、ハッとする
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ティッシュを包丁で半分に切って… 使い方に「目からウロコ」「ナイスアイディア」『革命すぎるティッシュの裏技5選』と題して、動画を公開しました。

使わない紙袋 折り目を付けて、ハサミで切ると…「便利なアイテムに早変わり」買い物をした時などに貰える、紙袋。 「なんか使えそう」と思い取っておいても、意外と使う機会がなく、気付いたらどっさりとたまっている…という人も多いのではないでしょうか。
grape [グレイプ] lifestyle
ホームヘルパーとしての実体験を元に、介護にまつわる実録漫画を描いている、ゆるゆらりさん。
福祉施設に日帰りで通う『デイサービス』を利用する人の中には、「早く家に帰りたい」と訴える利用者が多いのだそうです。
ある時、来所してしばらくしたら、すぐ帰りたがる女性の利用者と出会い…。
『デイサービスのタイムトラベラー』
出典:ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦からのハローワーク。
出典:ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦からのハローワーク。
出典:ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦からのハローワーク。
出典:ヘルパーおかん。アラフィフ専業主婦からのハローワーク。
ある時は幼い子どもに、またある時は子育てをしていた若かりしころの自分に戻り、「早く帰らないといけない」と訴える利用者。
その姿を見たゆるゆらりさんは「認知症の人は自在に時をかけるタイムトラベラーのようだ」と考え、次のような思いをブログにつづりました。
漫画に対し、認知症の親や祖父母を持つ人たちからは、次のようなコメントが寄せられています。
・うるっときました。
・そうか、『自由になる』ととらえればいいのか。素敵な考えを教わりました。
・認知症の人がその時々で変わるのは、過去を行き来しているからなんですね。
認知症の人を介護することは、並大抵のことではありません。特に認知症の相手が近親者であった場合、「前は違ったのに…」というつらさもあるでしょう。
「認知症の人はタイムトラベラーなんだ」と思えば、少し心が軽くなりそうですね。
[文・構成/grape編集部]