ゴミ箱の底から顔を出す猫にギョッ! 救出劇がはじまる
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「夕飯を作ろうと思ったら…」 立てなくなったワケに「爆笑」「意志を感じる」2匹の猫と暮らしている、飼い主(@kunyan_kainyan)さん。愛猫の1匹である、カイちゃんの写真に、12万件以上もの『いいね』が寄せられました。
仮装をして集まった5匹の柴犬 あまりに『戦隊ヒーロー』すぎる姿が、こちら「戦隊ヒーローみたい」といったコメントとともに、柴犬の九ちゃんの写真をXに投稿した、飼い主(@gBETQs4FK71tz68)さん。 写真には九ちゃんのほかに、飼い主さんの友人たちが連れてきた、4匹の柴犬も一緒に写っていて…。
オーストラリアのヴィクトリア州にある工場の敷地内を、職員の男性が歩いていた時のこと。
廃棄物を捨てる大きなゴミ箱の表面に何かがくっついているのが、目に飛び込んできたといいます。
そこにあるのが明らかに不自然に見えたもの。それは…猫の頭!
なんと、小さな猫がゴミ箱の底にある排水パイプから顔を出していたのです。
小さな穴や隙間を見つけると、つい入ってみたくなるのが猫の性分。この猫も例にもれず、細いパイプに顔を突っ込んでしまったのでしょう。
そしてそのまま、頭がパイプから抜けなくなってしまったのです。
ゴミ箱の内側から見ると、その状況は明らかでした。
ゴミ箱のステッカー状態になった子猫を救え
男性は動物保護団体『RSPCA Victoria』に連絡。女性職員のマリーさんは、知らせを受けてすぐに現場へ向かいました。
マリーさんは子猫の頭に潤滑剤をつけて滑りをよくし、パイプから頭を抜こうとしたものの、潤滑剤が足りないことに気付きます。
それから彼女は消防署に救援を要請。消防隊員も駆け付けて、子猫の救出作戦が行われました。
子猫を傷つけないように、少しずつ角度を変えながら慎重にパイプをカットしていく消防隊員たち。
そしてついに、子猫は無事に助け出されたのです。
Facebookに投稿されたメスの子猫はやや不機嫌そうに見えますが、とっても愛らしい性格なのだとか。
『RSPCA Victoria』では子猫を仮の名前として『パイパー』と命名したそうです!
パイパーはもう少し体重が増えたら里親の募集を開始するとのこと。
救出劇から約1週間後には、こんなに穏やかな表情になりました。
『RSPCA Victoria』のFacebookにはパイパーを見た人たちから「白い口ヒゲ風で可愛い!」「不機嫌そうなところが最高」といったコメントが殺到。すでに「ぜひ里親になりたい」という声も寄せられているようです。
とんだ災難に遭ってしまいましたが、そのおかげで無事に保護されて、注目を浴びることになったパイパー。
強運をもつパイパーなら、きっとすぐに優しい家族ができることでしょう。
[文・構成/grape編集部]