愛するペットがそばにいるよう 旅立ったペットの遺灰を入れたガラスの肉球
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「夫に見せたら、麺吹いた」 大好物を食べた後、柴犬の表情が?「夫に見せたら、麺を吹き出しちゃった」という言葉とともに、3匹の柴犬と暮らしている、飼い主(@kukuri_shibainu )さんは、愛犬のククリちゃんの写真を投稿しました。同じ写真を夫にも見せたところ、なんと麺を吹き出すほど、笑ってしまったそうです。
自分をトイプードルだと思っている大型犬 1枚に「笑った」「愛の重み」飼い主のヒザにのる、ゴールデンレトリバーの写真が話題です。
大切な家族の一員であるペットを失うことは、とてもつらいことです。しかし人間よりも寿命が短い動物たちは、多くの場合、飼い主より先に旅立ってしまいます。
もうそばにいないペットを少しでも近くに感じていたい…そんな飼い主のために、ペットの遺灰をガラスのオブジェにしてくれるサービスがあります。
アメリカ・アイダホ州にある『ダベンポート・メモリアル・グラス』が制作する、肉球型のガラス細工。
『クリメイション・ポー』というこのガラスの肉球の中には、ペットの遺灰が入っているのです。
制作しているのはグラスアーティストのキャメロン・ダベンポートさん。
ウェブメディア『Bored Panda』によると、キャメロンさんは2003年にガラス細工を始め、初めのうちは普通のアート作品を作っていました。
しかし10年ほど前に友達を亡くしたことをきっかけに、遺灰を入れたビー玉を作ることを思いつきます。
すると周りの友人たちからも遺灰を入れたメモリアル・ガラスの制作を頼まれるようになったのだそう。
『クリメイション・ポー』は愛犬や愛猫の小さじ1杯分ほどの遺灰があれば作れます。
肉球の大きさは犬用と猫用があり、色もとてもカラフルできれいです。
またメモリアル・ガラスの形は肉球だけでなく、ハート型のペンダントやビー玉など、ほかの形をリクエストすることもできます。
キャメロンさんの仕事には悲しみも伴うといいます。
『クリメイション・ポー』を注文する多くの人たちは、愛するペットを失った悲しみがまだ十分に癒されていないことがあるのだそう。
彼は毎回、そんな人たちが語るペットにまつわる思い出などにゆっくりと耳を傾けて、世界に1つだけの特別な『クリメイション・ポー』を作っているということです。
空へ旅立ったペットの遺灰を大切に保管している人もいることでしょう。
そんな遺灰を美しいガラス細工にしていつでも眺めていられたら、愛するペットの存在をより近くに感じられるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]