「私みたいな人が減ってくれたら…」 結婚報告後、仕事を失った人の思いが胸に刺さる
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
本来、おめでたい話題であるはずの結婚や妊娠報告。
しかし、世の中には周囲のそうした報告を手放しで喜べない人もいるといいます。
はるか(@haru_confetti)さんには、職場の上司に結婚を報告したら仕事を失ってしまった過去があります。
当時の詳細な出来事や、上司に対する思い、そして自身の考えを漫画にしてTwitterに投稿。さまざまな反響を呼んでいます。
『結婚報告したら仕事を失った話』
2人で出かけ、互いに励まし合い、はるかさんと上司の間には確かな絆が存在していたはずです。
しかし2人の関係性は、はるかさんの結婚報告をきっかけに180度変わってしまったのでした。
イスを蹴る、自分だけミーティングの連絡を受けないなど、あからさまな嫌がらせに精神的に追い詰められていくはるかさん。
同僚や他部署の上司など、味方になってくれる人はいたものの、生活に支障をきたし始めたため、ついにはるかさんは退職を決意します。
それでも、はるかさんは決して上司だけを責めることはしません。常にフォローに回らざるを得なかった上司もまた「被害者」であることを、はるかさんは理解しているのです。
だからこそ、はるかさんはこう語ります。
産休・育休をとる人、それをフォローする人みんなにとって働きやすくならないと、男女問わず私みたいな人はどんどん増えて行くと思う。
産休・育休は従業員に与えられた権利です。しかし一方で、誰かが抜けた穴をフォローしている人の存在も忘れてはいけません。
片方の負担を減らすのではなく、どちらの立場であっても納得できる制度作り。そして、私たち一人ひとりが働きながら子どもを育てることへの理解を深める必要があるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]