「私みたいな人が減ってくれたら…」 結婚報告後、仕事を失った人の思いが胸に刺さる
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「残業代の出ない飲み会は行きません」はアリ? 社労士に聞いた『強制』のライン本記事では仕事終わりの飲み会について、業務になるケースとならないケースを社労士監修のもと紹介しています。

有給休暇の買い取り、法的にアリ? 専門家の回答に「そうだったのか」本記事では会社員なら一度は考えるであろう、有給休暇の買い取りについて、専門家に取材しています。
grape [グレイプ] issues
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本来、おめでたい話題であるはずの結婚や妊娠報告。
しかし、世の中には周囲のそうした報告を手放しで喜べない人もいるといいます。
はるか(@haru_confetti)さんには、職場の上司に結婚を報告したら仕事を失ってしまった過去があります。
当時の詳細な出来事や、上司に対する思い、そして自身の考えを漫画にしてTwitterに投稿。さまざまな反響を呼んでいます。
『結婚報告したら仕事を失った話』
2人で出かけ、互いに励まし合い、はるかさんと上司の間には確かな絆が存在していたはずです。
しかし2人の関係性は、はるかさんの結婚報告をきっかけに180度変わってしまったのでした。
イスを蹴る、自分だけミーティングの連絡を受けないなど、あからさまな嫌がらせに精神的に追い詰められていくはるかさん。
同僚や他部署の上司など、味方になってくれる人はいたものの、生活に支障をきたし始めたため、ついにはるかさんは退職を決意します。
それでも、はるかさんは決して上司だけを責めることはしません。常にフォローに回らざるを得なかった上司もまた「被害者」であることを、はるかさんは理解しているのです。
だからこそ、はるかさんはこう語ります。
産休・育休をとる人、それをフォローする人みんなにとって働きやすくならないと、男女問わず私みたいな人はどんどん増えて行くと思う。
産休・育休は従業員に与えられた権利です。しかし一方で、誰かが抜けた穴をフォローしている人の存在も忘れてはいけません。
片方の負担を減らすのではなく、どちらの立場であっても納得できる制度作り。そして、私たち一人ひとりが働きながら子どもを育てることへの理解を深める必要があるのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]