盗撮していた男性を、外国人が注意したら? その後の展開に言葉を失う By - grape編集部 公開:2019-06-12 更新:2019-06-17 動画痴漢 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 連日のように目にする痴漢に関するニュースを受け、2014年にYouTube上に投稿された動画が再び注目を集めています。 海外から見た、日本の痴漢 動画は、2014年5月22日にルーク・ハロウェイさんが公開したもの。電車内で、痴漢している人に遭遇した際の出来事を語っています。 電車内で隣に立っていた男性が、女性のスカートのあたりをスマホで盗撮していることに気付いたというルークさん。 男性に対して痴漢行為を指摘するも、男性は知らないふりを通し、周囲に「この男性がやっていることを見ていないの?」と聞いても「何が?」という雰囲気で、彼に協力する人はいなかったといいます。 「周囲の人たちも、ただ立っているだけで、誰も何もいわないのは意味が分からない」 「日本人は『巻き込まれたくない』と思いがち」 Japan Life: Catching TWO Perverts in the act on the train! ーより引用(和訳) ルークさんは、痴漢を疑われた男性に対してはもちろん、異変に気付いていながら見て見ぬ振りをする周囲に対しても憤りの声をあげています。 その後、ルークさんは警察に通報しようとするも、男性のスマホに証拠となる写真や動画はなく、諦めた模様。実際に男性が痴漢を働いていたのかは、いまとなっては分かりません。 世界から見ても異様な日本 2019年5月下旬、東京都の赤羽駅のホームで、女子高生らが「逃げるな」と叫びながら、痴漢を働いたとされる男性を追いかける動画が拡散されました。 動画が撮影された際、ホームには多くの人がいましたが、逃げる男性を追いかけていたのは女子高生のみ。 唯一、階段付近にいたスーツ姿の男性が、逃げてきた男性を故意に転倒させ女子高生らに協力したものの、それ以外の人たちは、呆気にとられた様子で見つめるだけでした。 「スーツ姿の男性以外、なぜ誰も助けようとしないのか?」 赤羽駅で撮影された動画に対しても、多くの人からはそんな疑問の声が上がっていました。 「巻き込まれたくない」「怖い」という不安感は理解できます。また、相手がえん罪である可能性も頭をよぎるでしょう。 しかし、痴漢の被害者はそれ以上に恐怖を感じているはずです。 痴漢の撲滅には、当事者が声を上げるだけでなく、周囲のサポートが必要不可欠。社会全体で「痴漢は許さない」という姿勢を示さなければなりません。 私たち一人ひとりが、当事者意識を持つべきなのではないでしょうか。 [文・構成/grape編集部] 出典 Japan Life: Catching TWO Perverts in the act on the train! Share Post LINE はてな コメント
連日のように目にする痴漢に関するニュースを受け、2014年にYouTube上に投稿された動画が再び注目を集めています。
海外から見た、日本の痴漢
動画は、2014年5月22日にルーク・ハロウェイさんが公開したもの。電車内で、痴漢している人に遭遇した際の出来事を語っています。
電車内で隣に立っていた男性が、女性のスカートのあたりをスマホで盗撮していることに気付いたというルークさん。
男性に対して痴漢行為を指摘するも、男性は知らないふりを通し、周囲に「この男性がやっていることを見ていないの?」と聞いても「何が?」という雰囲気で、彼に協力する人はいなかったといいます。
ルークさんは、痴漢を疑われた男性に対してはもちろん、異変に気付いていながら見て見ぬ振りをする周囲に対しても憤りの声をあげています。
その後、ルークさんは警察に通報しようとするも、男性のスマホに証拠となる写真や動画はなく、諦めた模様。実際に男性が痴漢を働いていたのかは、いまとなっては分かりません。
世界から見ても異様な日本
2019年5月下旬、東京都の赤羽駅のホームで、女子高生らが「逃げるな」と叫びながら、痴漢を働いたとされる男性を追いかける動画が拡散されました。
動画が撮影された際、ホームには多くの人がいましたが、逃げる男性を追いかけていたのは女子高生のみ。
唯一、階段付近にいたスーツ姿の男性が、逃げてきた男性を故意に転倒させ女子高生らに協力したものの、それ以外の人たちは、呆気にとられた様子で見つめるだけでした。
「スーツ姿の男性以外、なぜ誰も助けようとしないのか?」
赤羽駅で撮影された動画に対しても、多くの人からはそんな疑問の声が上がっていました。
「巻き込まれたくない」「怖い」という不安感は理解できます。また、相手がえん罪である可能性も頭をよぎるでしょう。
しかし、痴漢の被害者はそれ以上に恐怖を感じているはずです。
痴漢の撲滅には、当事者が声を上げるだけでなく、周囲のサポートが必要不可欠。社会全体で「痴漢は許さない」という姿勢を示さなければなりません。
私たち一人ひとりが、当事者意識を持つべきなのではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]