「地獄絵図です」 水族館 クラゲ飼育員の『本音』が、じわる
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※写真はイメージ

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- 出典
- @sewata_cha
せわた(@sewata_cha)さんは、静岡県浜松市にある水族館『浜名湖体験学習施設ウォット』を訪れた際に撮影した写真をTwitter上に投稿。話題になっています。
クラゲって実は…
クラゲの水槽について解説したボードを見た投稿者さんは、意外な事実に驚いてしまいました。
こちらの写真をご覧ください。
飼育員ががんばる水槽
みなさん!
クラゲの水槽って丸かったりしてなんか他の水槽と形が違いますよね?
実はこの形がめっっちゃ重要なんです。
あと、飼育員ががんばります。
地獄絵図
では、なぜこんな形なのかというと
クラゲって水の中で生きているのに泳ぐのがニガテでひたすら流されて生きています。
なので、普通の水槽で飼育しようものなら…
泳げない為すべてのクラゲが沈む
空気の泡がカサの中に入りぐちゃぐちゃになる
フィルターに吸い込まれて水槽内から消える
という超悲惨なことになります。
飼育員からしたら地獄絵図です。
こんな地獄絵図水槽にならないように
飼育員ががんばります。
どんなふうにがんばるかというと
水の流れができるように水槽を作りなおしたり
カサの中に空気が入らないように、エアーション(ぶくぶく)を微調整したり
けっこう手間と時間がかかっている水槽です。
こんな感じでクラゲってフワフワしてるだけですが
マジでフワフワしてるだけ。
なので飼育員が愛情を込めながら育てています…。
水族館で見るクラゲの水槽は、幻想的でうっとりしてしまいますよね。
しかしその裏では、泳ぐのが苦手なクラゲに合わせて水槽を作り直し、水の流れを細かく設定するなど、飼育員さんの手間がかかっていました。
この投稿を見た人たちから、多くのコメントが寄せられています。
・クラゲってデリケートなんだね。「マジでフワフワしてるだけ」に笑った。
・知らなかった!幻想的な水槽にそんな労力が隠されていようとは!
・飼育員さんのお陰でより一層クラゲが可愛いと思った。
体の90%以上が水分でできているクラゲ。とても繊細な生き物で、水質や水量が変わるだけで、溶けてなくなってしまうこともあるそうです…。
今後クラゲの水槽を見る時は、飼育員さんの努力にも思いを馳せると、より一層楽しめるかもしれません。
[文・構成/grape編集部]