長塚圭史と妻・常盤貴子の馴れ初めは? 『バケモノの子』で声優も
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俳優や脚本家、そして演出家として活躍している長塚圭史(ながつかけいし)さん。高い演技力と優れた脚本の才能で男女問わず多くの人から支持されています。
そんな長塚圭史さんの作品や学歴、家族やインスタグラムといったさまざまな情報をご紹介します!
学歴は早稲田卒!長塚圭史は戯曲も手がける
長塚圭史さんは、1996年に演劇ユニット『阿佐ヶ谷スパイダース』を作りました。早稲田大学第二文学部に在学中のことです。
戯曲の脚本も俳優も手がけ、舞台『はたらくおとこ』では脚本、演出、そして出演の3役を1人でこなしています。2005年に上演された『ピローマン』では演出を手掛けました。
同作は『朝日舞台芸術賞』そして『芸術選奨文部科学大臣新人賞』という素晴らしい栄誉に輝いています。
長塚圭史さんは舞台『LAST SHOW』において脚本を執筆し、『読売演劇大賞』優秀作品賞を獲得しました。才能と活躍が認められ、2008年には『文化庁新進芸術家海外研修制度』に選ばれ、1年の間ロンドンで学ぶことに。
日本に戻ってから、長塚圭史さんは演劇作品を発表する創作団体『葛河思潮社』を始めました。
『あさが来た』『バケモノの子』…長塚圭史の出演作
長塚圭史さんを有名にしたドラマ作品は、『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』(フジテレビ系)の鬼塚トオル役でしょう。同作は漫画家のよしざきふみさんの同名作品が原作で、イケメンたちが美味しいスイーツを出してくれる喫茶店を描き女性層にヒットしました。
ドラマで長塚圭史さんが演じた鬼塚トオルは、主人公の1人神田エイジのライバルでボクサーです。ある日、恋人と共に来店しますが、そこで起きた騒動が話のキーとなります。
※写真はイメージ
ドラマでは、『ヒトリシズカ』(WOWOW)で見せた探偵・青木役も外せないでしょう。青木は元探偵で、伊東静加という少女を探すことから不可解な事件に巻き込まれていきます。
また、『99.9 -刑事専門弁護士- SEASONⅡ』(TBS系)の阿部充役も知られています。難しい役ですが、長塚圭史さんは見事に演じ切りました。椅子に崩れ落ちるシーンは「素晴らしい」という人も。
長塚圭史さんは、朝の連続テレビ小説『あさが来た』(NHK)の坑夫・サトシ役にキャスティングされました。サトシはヒロイン・あさが九州の炭鉱に出向いてからの登場となります。ヒロイン・あさと対立するサトシが炭鉱のエピソードでポイントとなりました。
異色の出演としては、アニメ『バケモノの子』で声優を務めたことがあります。長塚圭史さんが演じた役は主人公・九太の父でした。
九太はふとしたことから『バケモノ』の世界に迷い込み、父代わりのバケモノに育てられることに。長塚圭史さん演じる実の父が九太を思う行動が見どころの1つでした。
長塚圭史のインスタにはモテる秘密が?
長塚圭史さんはインスタグラムのアカウントを開設していて、長塚圭史さんの日常が投稿されています。ブログの存在については公式からアナウンスがありません。
クラフトビールとともに
センスある構図と画像の切り取り
後ろからの光がオシャレ
長塚圭史さんの投稿する写真は、劇の演出を手がけるだけあってセンスに満ちています。「モテる」とウワサされる理由も、センスのよさではないでしょうか。
長塚圭史の嫁は常盤貴子、父もあの有名俳優
長塚圭史さんは2003年に映画『ゲロッパ』で、俳優の常盤貴子さんと共演しています。共演がきっかけとなって、2009年にゴールイン。
2人は映画『花筐/HANAGATAMI』でも共演を果たしています。舞台は第2次世界大戦直前の佐賀県・唐津。長塚圭史さんは虚無的かつ不気味なオーラを放つ吉良役を好演。常盤貴子さんも主人公の美しい叔母・江馬圭子役を見事に務めました。
長塚圭史さんの父親は、俳優の長塚京三さんです。JR東日本のCMで、「そうだ、京都行こう」というナレーションで有名。長塚圭史さんと常盤貴子さんが結婚した数日後に、父である長塚京三さんはマネージャーの女性と再婚したことで話題となりました。
左から長塚京三、長塚圭史 2000年
長塚圭史の現在・これから
長塚圭史さんは、2019年1月に公開されたビールのCMでナレーションを務めました。長塚圭史さんの響きのよい声が、ブランドビールの魅力を引き立てています。
また、8月のドラマ『サギデカ』(NHK)に出演しました。同作は、詐欺を取り締まる捜査二課が舞台の刑事ドラマです。
9月には舞台『桜姫~燃焦旋律隊殺於焼跡』が上演。俳優・大久保祥太郎さんが主演で、原作は江戸時代の戯作者・鶴屋南北の『桜姫東文章』です。
ラジオでは、メインパーソナリティーとして『yes!~明日への便り~』(TOKYO FM)を放送しました。長塚圭史さんの声で古今の偉人について紹介されます。
また、トークイベントを開いてファンを喜ばせたことも。
長塚圭史さんは、優れた才能と高い演技力でキャリアを積み上げてきました。私生活も充実し、これからさらに戯曲や演技に磨きがかかっていくことでしょう。これからの長塚圭史さんに期待が集まっています。
長塚圭史 プロフィール
生年月日:1975年5月9日
出身地:東京都
身長:181㎝
所属事務所:鈍牛倶楽部
早稲田大学第二文学部の演劇専修在学中に演劇ユニット『阿佐ヶ谷スパイダース』を結成する。俳優だけでなく戯曲、演出にも才能を発揮し、『LAST SHOW』で『読売演劇大賞』優秀作品賞を受賞している。ほか、『芸術選奨文部科学大臣新人賞』も受賞し、文化庁の推薦でロンドンに留学。妻は映画『ゲロッパ』で共演した俳優の常盤貴子。父親は俳優の長塚京三。ドラマ『Dr.倫太郎』(日本テレビ系)や『あさが来た』などに出演している。
[文・構成/grape編集部]