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気象庁が「命を守って」と本気の警告 4日の豪雨は、西日本豪雨を上回る予想

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

梅雨前線の活動が活発化したことにより、2019年7月4日は九州や西日本では雷を伴う豪雨が予想されています。

同月2日に気象庁が公開した『梅雨前線による大雨の見通しについて』によると、3日の未明から4日にかけて、猛烈な雨や非常に激しい雨が降るといいます。

場所によっては 24時間の雨量が平年の7月1か月分の雨量を超え、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降る恐れがあると発表しました。

該当地域に住んでいる人に向けて、気象庁はこのように声明を発表しています。

梅雨前線による大雨により九州では既に記録的な大雨となっているところがあります。西日本や東日本では、大雨が少なくとも6日頃にかけて続く見込みです。

特に3日昼前から4日にかけては、梅雨前線の活動が一段と活発となり、九州を中心とした西日本では、猛烈な雨や非常に激しい雨が降り、所によっては 24時間雨量が平年の7月1ヶ月分の雨量を超える記録的な大雨となるおそれがあります。

これまでの大雨により、すでに地盤の緩んでいる所があるため、大雨による土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも厳重に警戒してください。

各地の気象台の発表する警報・注意報など気象情報に留意するとともに、危険度分布を活用し、市町村の避難勧告等に従って、自分の命、大切な人の命を守るために、早め早めの避難、安全確保をお願いします。

気象庁 ーより引用

「自分や大切な人の命を守るために、早めの避難と安全確保をお願いします」というメッセージからは、強い訴えを感じます。

地盤の緩んでいる場所や、水辺、山や斜面の近くに住んでいる人は、氾濫や土砂崩れなどの自然災害に備えてください。また、避難場所を確認しておきましょう。

中でも危険とされているのは、四国地方と九州北部地方、九州南部。また、関東甲信地方、伊豆諸島、北陸地方、東海地方、近畿地方、中国地方、四国地方も大雨に襲われる見通しです。

2018年6~7月、西日本に甚大な被害を及ぼした西日本豪雨(平成30年7月豪雨)を超えるとの予測もあります。

気象庁の以下のページでは、気象警報や注意報について随時更新しています。該当地域に住む人は、ご確認ください。


[文・構成/grape編集部]

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出典
気象庁

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