【服装指数】活用術を解説! 悩まずに毎日のコーディネートを決めよう
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服装指数という言葉を知っていても、日常生活でどのように活用したらいいのか分からない人は多いでしょう。服装指数とは、その日の天気や気温に合わせた服装の目安を示すもので、スマートフォンでも利用できるサービスです。
この記事では、服装指数の言葉の意味や活用術などを解説します。
服装指数は日本気象協会が発表する指数
※写真はイメージ
服装指数とは、日本気象協会が発表するさまざまな指数の1つです。日本気象協会のサイト『tenki.jp』に掲載されており、予想気温に合った服装を提案しています。
主要都市ごとに発表される
服装指数は、北海道から沖縄県まで日本全国の主要都市ごとに発表されます。気温に適した服装のアイコンが日本地図上に表示されるので、大まかな指数がひと目で分かる仕組みです。
さらに地方ごと・県ごと・地域ごとに細かい指数となり、地域ごとの服装指数ページになると細分化した内容が確認できます。
【表示される内容】
これだけでも服装選びがグッと楽になりますね。
10日先まで適した服装が分かる
服装指数の便利なところは、なんといっても10日先の朝昼晩に適した服装が把握できること。スマートフォンの場合、地域の服装指数ページを開くと今日と明日の指数が表示されます。
下にスクロールすると、その地域の10日間の服装指数が分かる構成になっているので、出先でも数日先のおおよその気温や服装を確認するのに役立てられるでしょう。
服装指数の活用例
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服装指数は全国レベルでそれぞれ発表されるので、せっかくなら活用したいですよね。その日を快適に過ごすためには、服装も大事な要素の1つ。いくつかの活用例を紹介します。
今日と明日のコーディネートに悩む時
「今日の洋服が決まらない」と、朝からコーディネートに悩んで貴重な時間をロスした経験はありませんか。そういう時こそ、服装指数を確認しましょう。前日に服装を決める時にも活用すると、翌朝は落ち着いて準備ができます。
季節の変わり目の天気を知りたい時
季節の変わり目は、気温が不安定です。その日によって気温の変動が異なるので、服装の悩みが多くなりがち。天気予報のみチェックして外出したら急激な気温の変化にあい、後悔したことも一度や二度ではないでしょう。
事前に服装指数を確認して外出すると、いざという時に安心です。このほか、衣替えのタイミングを決める時にも活用できます。
旅先での天気を知りたい時
服装指数は、旅行の準備にも役立ちます。気温差が異なる地域に数日滞在する場合、訪れる地域の気温に合わせた服装を準備しておけば、「羽織るものを忘れた」「Tシャツが足りない」などと慌てずに済みます。思わぬ出費を発生させない意味でも、活用したいですね。
服装指数の段階と適した服装の目安
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表示される服装指数レベルは、10〜100までの10段階です。指数が大きくなるごとに気温が上がり、軽装になります。とはいえ体感温度は人により違いがあるので、指数はあくまで目安にしましょう。それを踏まえて、段階ごとに適した服装選びの目安を解説します。
服装指数10:かなり寒いのでしっかりした防寒を
服装指数10は、日中かなり冷え込む気温です。ダウンコートでも寒いので、厚手のアウターだけでなく、保温インナーやマフラーなどでしっかり防寒を。
【ポイント】
上記ポイントを押さえて、防寒アイテムを上手に活用しましょう。
服装指数20:ダウンジャケットや厚手のコートが必要
服装指数20は、服装指数10よりやや寒さが弱まりますが、外出時はダウンジャケットやコートが必需品になります。首周りはマフラーなどで寒さをカバーし、下半身の防寒もしっかりと。ブーツを活用して足元も温かくすることを忘れずに。
服装指数30:外出時はコートが必須
服装指数30は、コートを着ないと寒く感じます。真冬の寒さほどではないので、インナーは厚手でなく保温効果があるニットがちょうどいいでしょう。コートはウールなどの保温性に優れた素材をセレクトするのがおすすめです。
服装指数40:裏地付きのトレンチコートを推奨
服装指数40は、秋から冬へ移り変わる時期に感じるじんわりとした寒さです。日中は温かくても、陽が落ちると急激に気温が下がります。外出時は裏地付きのしっかりしたトレンチコートを羽織り、インナーは室内でも肌寒く感じないアイテムを。
服装指数50:薄手のジャケットでOK
服装指数50は、春と秋の初めのような過ごしやすい気温ですが、やや肌寒さを感じる時があります。長袖のシャツやカットソーに薄手ジャケットの組み合わせでも、快適に過ごせるでしょう。
服装指数60:長袖シャツやカットソーが最適
服装指数60は、暖かい陽気で過ごしやすい気温。長袖シャツやカットソーだけでも快適に過ごせますが、人によっては少々暑さを感じることがあります。その場合は、半袖に羽織りもののコーディネートで体温調整しましょう。
服装指数70:半袖にカーディガンをプラス
服装指数70は朝晩冷える時がありますが、日中は半袖で十分快適に過ごせる気温です。冷房が入りやすくなるので、早朝と夜だけでなく外出時も室内の冷え対策を。カーディガンなど軽めの羽織りものを持参すると安心ですね。
服装指数80:半袖シャツ1枚でOK
服装指数80は、半袖1枚で心地よく過ごせますが、多少暑さを感じることがあります。この気温になると、公共施設や乗り物など場所によっては冷房が入ることも。基本は半袖でもOKですが、冷房対策も忘れないでおきましょう。
服装指数90:ノースリーブでも暑く感じる
服装指数90は、ノースリーブでもとにかく暑く感じます。少し外出するだけでも汗が出てくる気温のため、麻のような通気性に優れている素材で作られたアイテムで快適に過ごしましょう。紫外線も強くなるので、特に外出時には日焼け対策をしっかりと。
服装指数100:かなり暑いので暑さ対策をしっかりと
服装指数100は、真夏の暑さレベルです。かなり暑く、何を着てもとにかく汗をかきやすいので、吸湿性や速乾性を備えたアイテムを身につけましょう。室内外の気温差が大きいので、外出時には羽織りもの、紫外線と熱中症対策を忘れずに。
服装指数を活用して毎日を快適に過ごそう!
服装指数は、日本気象協会が発表する指数の1つ。日本全国の主要都市から県、地域ごとに、適した服装の目安を示してくれるサービスです。その日の天気や気温、降水確率のほか朝昼晩ごとの指数も確認できるため、服装選びに時間を取られることもありません。
もしコーディネートに悩むことがあったら、ぜひ服装指数を活用して快適な1日をスタートさせてくださいね。
[文・構成/grape編集部]