九州南部で記録的な大雨 『5段階の警戒レベル』に「知らなかった」「ためになる」
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- 出典
- 気象庁ホームページ
2019年7月1日から、活発化した梅雨前線の影響で、九州南部を中心に記録的な大雨となりました。
3日には鹿児島市内全域で避難指示が出されるなど、被害を予測した早めの対応が叫ばれています。
『5段階の警戒レベル』を分かりやすく図式化
実際に自分の住む地域で避難勧告が出された際に、私たちはどのように行動するべきなのでしょうか。
気象庁によると、同年3月に改定された『避難勧告等に関するガイドライン』で、住民は「自らの命は自らが守る」という意識を持ち、自身の判断で避難行動を取るようにとの方針が示されています。
方針にともない、住民一人ひとりが取るべき行動を直感的に理解できるよう、自治体や気象庁などが発表する防災情報を『5段階の警戒レベル』で表すことになりました。
段階ごとの『警戒レベル』に対し、取るべき避難行動を分かりやすく図式化したものがこちらです。
出典:チラシ「防災気象情報の伝え方が変わります ~危険度分布のうす紫は警戒レベル4相当! 自ら避難の判断を!~」(気象庁ホームページより)
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出典:チラシ「防災気象情報の伝え方が変わります ~危険度分布のうす紫は警戒レベル4相当! 自ら避難の判断を!~」(気象庁ホームページより)
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『警戒レベル3~4』とは、気象庁が発表した防災情報を受け、市町村が判断し発令するもの。
危険度分布のうす紫で表される地域は『警戒レベル4』。『警戒レベル4』に指定された地域は短時間で避難すらできない状況になることが予測されるため、速やかに避難する必要があります。
『警戒レベル3』の場合は、避難に時間の要する高齢者などの避難をうながす状況。『警戒レベル5』にいたっては、すでに災害が起こっている危険な状況を指します。
突然の災害発生にも慌てず適切な判断ができるよう、一人ひとりが正しい知識を持ち、行動することが重要です。
[文・構成/grape編集部]