AIが気象ニュース原稿を作成!?NTTデータが発表
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- 出典
- NTTデータ
2017年1月27日、NTTデータが、人工知能(AI)で気象ニュースの原稿を自動生成し、その文章が、人が読んでも違和感が少ないレベルにまで達したと発表がありました。
ちなみにその人工知能は、過去4年分の気象データと、どこの局の方かわかりませんが、どこかのアナウンサーが読んだ天気予報の原稿を、ディープラーニング=深層学習させて賢くさせたものなんだそうです。
天気予報の元になる情報は、気象庁が1日3回、5時、11時、17時に予報電文を発表しているそうなんですが、この決まったフォーマットの気象情報を読み込ませると、人が聞いてもわかりやすい読み言葉に直してくれるというわけです。
例えばもとの予報電文だと(千葉県 17時)
北西部
今夜 北西の風 やや強く 後 南西の風 晴れ
明日 北西の風 晴れ
となっているものが、AIが書いた原稿では
気象庁によると、千葉県北西部では、今夜は北西の風、やや強く、のち、南西の風でしょう。
明日は、北西の風で晴れるでしょう。
のようになるということです。
先日も、日経新聞が上場企業の決算速報「決算サマリー」をAIで記事作成すると発表したのも記憶に新しいですが、今後ますます、こうした定型文の記事作成には、ますますAIが活躍していくようです。
皆さんからの意見としては「決まりきった文章を書くようなライターの仕事は完全になくなるのでは・・」など不安な声が多いようですが、だからこそ「ライターはAIにも書けないような文章を書く能力を身につけるよう努力していく」ってことなんじゃないでしょうか・・・。
[文/土屋夏彦]
土屋夏彦
上智大学理工学部電気電子工学科卒業。 1980年ニッポン放送入社。「三宅裕司のヤングパラダイス」「タモリのオールナイトニッポン」などのディレクターを務める傍ら、「十回クイズ」「恐怖のやっちゃん」「究極の選択」などベストセラーも生み出す。2002年ソニーコミュニケーションネットワーク(現ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)に転職。コンテンツ担当ジェネラルプロデューサーとして衛星放送 「ソネットチャンネル749」(現アジアドラマチックTV★So-net)で韓国ドラマブームを仕掛け、オンライン育成キャラ「Livly Island」では日本初の女性向けオンラインで100万人突破、2010年以降はエグゼクティブプロデューサー・リサーチャーとして新規事業調査を中心に活動。2015年早期退職を機にフリーランス。記事を寄稿する傍ら、BayFMでITコメンテーターとしても出演中、ラジオに22年、ネットに10年以上、ソーシャルメディア作りに携わるメディアクリエイター。