寒波の次はポカポカ陽気 そういえば「天候」「天気」の違いって?
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- 出典
- 気象庁
バレンタイン寒波に見舞われた今週の日本列島。冬型の気圧配置の影響で日本海側の山沿いを中心に天候が悪化し、東京でも朝の気温が0℃近くまで冷え込むなど、冬らしい寒さが続きました。
1月以来の大寒波襲来から一転、週末は各地で気温が上昇し春らしい陽気に。関東ではコートいらずの暖かさになると見込まれています。と思えば、来週は穏やかな陽気とは一変して、冬型の気圧配置に逆戻り。しばらくは目まぐるしく変わる天気に辟易とする日々が続きそうです。
さて、この2つの段落のなかに登場した「天候」「天気」という2つの言葉。ふだん何気なく見聞きしているこれらの言葉の違いをご存じですか。
「期間」の違いだった
天気:特定の時刻と場所、短期間での大気の状態
天候:数日から数週間程度の大気の状態
ある時の大気の状態や傾向を表すのが「天気」です。天気予報でもよく耳にするのがこの言葉で、「高気圧に覆われて晴れるところが多い」や「明日の昼過ぎまで雨」のように使われます。
気象庁では、天気の状態を次の15種類に分けていますが、国際的にはなんと96個もの種類が定められているのだそう。
天候は、天気に比べて期間が長くなります。5日〜1か月程度の平均的な大気の状態の傾向のことを指し、「夏の天候不順によって」「向こう1ヶ月の天候の見通し」などと用いられます。
ちなみに、天候よりもさらに長い期間を指すのが「気候」。「雪深い気候」「亜熱帯気候」など、1年周期で繰り返される地域特有の大気の状態を指します。地球規模で問題視されている気候変動も、過去数十年から数百年の変化をみて警鐘が鳴らされているというわけです。
よくよく考えてみても正確に答えられない「天気」「天候」の違い。毎日何気なく聞き流していた天気予報がちょっと面白くなるかも。
[文・構成/grape編集部]