刑務所で猫を飼い始めた結果? 囚人たちの表情に大きな変化が
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ベビーカーが乗ってきたバス おじいさんの一言に車内の空気が一変したワケオルタナ旧市街(@zen_mond_u)さんは、バスで体験した心温まるエピソードをSNSに投稿。13万件以上もの『いいね』を集めました!

用を足すため踏ん張る猫 その時の表情が?「武士の面構え」「ヤクザ映画に出てきそう」愛猫たちと暮らしている、もろ山(@d0XjqkAcifieGu5)さん。 『#猫のうんこ顔選手権』というハッシュタグを添えて、Xに愛猫の写真を投稿しました。
動物とのふれあいで人の心を癒す『アニマルセラピー』に代表されるように、動物たちが私たち人間に与える影響は計り知れません。
その効果は、相手が囚人の場合であっても同様。囚人と猫が共に暮らすプログラムを通して、囚人たちにいい変化が現れているといいます。
保護猫を囚人たちが世話
アメリカのインディアナ州にある『ペンドルトン刑務所』では、受刑者と里親を探す猫が共に暮らすプログラムをスタート。
刑務所で暮らす猫はすべてが保護猫で、人間に捨てられ行き場をなくしていたところを、同州の動物愛護団体によって保護されました。
このプログラムでは、囚人たちが日課として猫の世話をします。エサをあげ、清潔な環境を整え、猫たちの遊具を囚人たちが自ら作る…。
そうした猫との触れ合いを通じて、思いやりの精神や愛の大切さを知っていくことができるといいます。
参加している囚人からは「自分が何かを気遣ったり、愛したりできることを初めて知った」という想像以上の言葉が出たこともあるのだそうです。
人間に捨てられた猫と、愛することを知らずに育った囚人。しかし、このプログラムを通じて猫も囚人も本当の『愛』とは何かを知ることができたはずです。
それは、猫たちと触れ合う囚人たちの表情を見れば一目瞭然。改めて、動物たちが人間にもたらすパワーを感じます。
[文・構成/grape編集部]