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雨の日がトラウマ… 人間にいじめられた猫の『PTSD』について考えてみたら

By - grape編集部  公開:  更新:

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子どもや猫などのエピソードを漫画に描いている、弓家キョウコ(kyoko_yuge)さん。実家にいた時に一緒に暮らしていた、愛猫の『ぽんちゃん』との出会いをInstagramで公開し、人々に衝撃を与えました。

雨の日にコンビニの駐車場で拾われた猫・ぽんちゃんは、悪意ある人の手によって有刺鉄線を体に巻き付けられたうえ、両目をガムでふさがれていました。

傷付けられたぽんちゃんは、初めこそ周囲を警戒していたものの、弓家さんの家で人の温かさを知ってゆっくりと心を開いていきます。

しかし、心の傷は簡単には癒えないようで…。

雨の日は家にいるぽんちゃん

昔ながらの考えで、ぽんちゃんを外に出し続けた父親。その結果、弓家さんの想いに反して、ぽんちゃんは外出するのが大好きな猫になってしまいました。

ですが、事件のあった雨の日には、ぽんちゃんは絶対に外出しません。

「猫もPTSD(心的外傷後ストレス障害)になるのかもしれない」と考えた弓家さん。

実は、ぽんちゃんのトラウマをよく理解できる出来事が、弓家さんの身にもかつて起きていました。

弓家さんは、19歳の時に夜道で男性に殴られ、全治3か月のケガを負ったことがありました。

この出来事は弓家さんのトラウマとなり、悪夢などで繰り返し苦しめられてきたといいます。

そんな時に弓家さんを救ってくれたのが、寄り添ってくれる猫の存在でした。

漫画には、「怖い思いをされましたね」「人や動物に危害を加える人がいるなんて、とても悲しい」「お互いの存在が助けになる…素敵な関係です」などのコメントが寄せられています。

ぽんちゃんも、もう1匹ではありません。怖いことを思い出しても、家族の温かさに触れて、きっと安心してくれることでしょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
kyoko_yuge

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