虐待で前脚を失った犬 保護された後の展開に、涙があふれる By - grape編集部 公開:2019-09-04 更新:2019-09-04 動画犬 Share Post LINE はてな コメント 出典:true.cause4paws 2018年冬、カナダ・トロントにある動物保護団体『コーズ・フォー・ポーズ(CAUSE 4 PAWS)』に1匹の犬の情報が寄せられました。 名前は『トゥルー(True)』。ロシア・モスクワのシェルターで保護されていた、その1歳のオス犬は前脚が両脚ともありません。 トゥルーの前脚は薬物依存症だった元の飼い主によって切り落とされたのです。 この投稿をInstagramで見る TRUE 🐾 the 2 Legged Super-Dogさん(@true.cause4paws)がシェアした投稿 – 2019年 1月月27日午後9時40分PST トゥルーはウクライナでペットとして飼われていました。しかし、彼が庭に穴を掘ったことで飼い主が怒り、前脚を切断したといいます。 大ケガをしたトゥルーは体を引きずりながら逃げ出し、彼を発見した近所の住民が急いで動物保護シェルターに連れて行ったおかげで一命を取り留めました。 海外メディア『Metro』によると、その後トゥルーは数か月間、モスクワにあるシェルターで過ごしていましたが、そこは屋外施設だったため厳しい冬の寒さを乗り切れないと思われました。 そこでシェルターのスタッフが、提携している『コーズ・フォー・ポーズ』に連絡し協力を求めます。事情を知った『コーズ・フォー・ポーズ』はトゥルーの医療費のために寄付金サイトを設立し、ソーシャルメディアでも協力を呼びかけました。その投稿が、エリンさんという女性の目に留まります。 トゥルーの人生を変えた出会い トゥルーの生い立ちを知って心を痛めた彼女は恋人と相談。すぐに『コーズ・フォー・ポーズ』に電話をして、「トゥルーを引き取って世話をしたい」と申し出たのです。 こうしてトゥルーにとってトロントでの新しい生活が始まりました。 この投稿をInstagramで見る TRUE 🐾 the 2 Legged Super-Dogさん(@true.cause4paws)がシェアした投稿 – 2019年 1月月27日午後8時48分PST この投稿をInstagramで見る TRUE 🐾 the 2 Legged Super-Dogさん(@true.cause4paws)がシェアした投稿 – 2019年 6月月8日午後7時21分PDT トゥルーはとても人懐っこい性格で、エリンさんの家族や先住犬たちともすぐに仲よくなったのだとか。 エリンさんの家に来てから、後ろ脚だけで歩くことを覚え、ソファやベッドに飛び乗れるようにまでなったといいます。 その後、専用の車いすを作ってもらい、外で歩く練習をスタート。Instagramには車いすの試し乗りをするトゥルーの様子が投稿されました。 この投稿をInstagramで見る TRUE 🐾 the 2 Legged Super-Dogさん(@true.cause4paws)がシェアした投稿 – 2019年 8月月25日午前9時35分PDT この投稿をInstagramで見る TRUE 🐾 the 2 Legged Super-Dogさん(@true.cause4paws)がシェアした投稿 – 2019年 5月月5日午前9時53分PDT ※画像上の矢印をクリックすると、動画を見ることができます。 1回目の試し乗りの時はスムーズに前に進むのが難しそうだったトゥルー。 その後、調整や練習を重ねて、いまではこんなに上手に乗りこなせるようになりました。 この投稿をInstagramで見る TRUE 🐾 the 2 Legged Super-Dogさん(@true.cause4paws)がシェアした投稿 – 2019年 8月月28日午後4時03分PDT この投稿をInstagramで見る TRUE 🐾 the 2 Legged Super-Dogさん(@true.cause4paws)がシェアした投稿 – 2019年 8月月18日午後6時36分PDT 現在、トゥルーは手足を切断した人たちのセラピードッグになるために、トレーニングを受けているということです。 飼い主のひどい虐待によって前脚を失うという経験をしたトゥルー。それでもなお、人を信頼し、家族を愛し、健気に生きる姿に涙があふれます。 これからのトゥルーは、エリンさんたちの愛情をたっぷりと受けて、ずっと幸せに過ごしていくことでしょう。 [文・構成/grape編集部] 「高級店しか行ったことないの?」 スーパーに寄せられたクレームにドン引きスーパーのレジに意見する客。貼りだされた意見カードに書かれていたのは、目を疑うような身勝手な言い分でした。 回転寿司で腹を満たした男性 お会計時に青ざめた理由は?財布を忘れ、ICカードしか手元になかった客。飲食店でのエピソードが、反響を呼んでいます。 出典 true.cause4paws/Metro Share Post LINE はてな コメント
2018年冬、カナダ・トロントにある動物保護団体『コーズ・フォー・ポーズ(CAUSE 4 PAWS)』に1匹の犬の情報が寄せられました。
名前は『トゥルー(True)』。ロシア・モスクワのシェルターで保護されていた、その1歳のオス犬は前脚が両脚ともありません。
トゥルーの前脚は薬物依存症だった元の飼い主によって切り落とされたのです。
トゥルーはウクライナでペットとして飼われていました。しかし、彼が庭に穴を掘ったことで飼い主が怒り、前脚を切断したといいます。
大ケガをしたトゥルーは体を引きずりながら逃げ出し、彼を発見した近所の住民が急いで動物保護シェルターに連れて行ったおかげで一命を取り留めました。
海外メディア『Metro』によると、その後トゥルーは数か月間、モスクワにあるシェルターで過ごしていましたが、そこは屋外施設だったため厳しい冬の寒さを乗り切れないと思われました。
そこでシェルターのスタッフが、提携している『コーズ・フォー・ポーズ』に連絡し協力を求めます。事情を知った『コーズ・フォー・ポーズ』はトゥルーの医療費のために寄付金サイトを設立し、ソーシャルメディアでも協力を呼びかけました。その投稿が、エリンさんという女性の目に留まります。
トゥルーの人生を変えた出会い
トゥルーの生い立ちを知って心を痛めた彼女は恋人と相談。すぐに『コーズ・フォー・ポーズ』に電話をして、「トゥルーを引き取って世話をしたい」と申し出たのです。
こうしてトゥルーにとってトロントでの新しい生活が始まりました。
トゥルーはとても人懐っこい性格で、エリンさんの家族や先住犬たちともすぐに仲よくなったのだとか。
エリンさんの家に来てから、後ろ脚だけで歩くことを覚え、ソファやベッドに飛び乗れるようにまでなったといいます。
その後、専用の車いすを作ってもらい、外で歩く練習をスタート。Instagramには車いすの試し乗りをするトゥルーの様子が投稿されました。
※画像上の矢印をクリックすると、動画を見ることができます。
1回目の試し乗りの時はスムーズに前に進むのが難しそうだったトゥルー。
その後、調整や練習を重ねて、いまではこんなに上手に乗りこなせるようになりました。
現在、トゥルーは手足を切断した人たちのセラピードッグになるために、トレーニングを受けているということです。
飼い主のひどい虐待によって前脚を失うという経験をしたトゥルー。それでもなお、人を信頼し、家族を愛し、健気に生きる姿に涙があふれます。
これからのトゥルーは、エリンさんたちの愛情をたっぷりと受けて、ずっと幸せに過ごしていくことでしょう。
[文・構成/grape編集部]