誰も彼女を止められない! 事故で後ろ脚がマヒした犬 車いすに乗ると…
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出典:pigeonpup

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
私たちは時に予想もしなかったハプニングに見舞われることがあります。それは人だけでなく、動物にとっても同じことです。
ある日、メス犬の『ピジョン』は交通事故に遭い、後ろ脚がマヒしてしてしまいました。さらにそれが原因で彼女は飼い主に捨てられたのです。
海外メディア『ABC NEWS』によると、時を同じくして、アメリカ・ジョージア州に住むエリカさんという女性が愛犬を失いました。悲しみに暮れる彼女は偶然、ピジョンの写真を目にしてとても驚いたといいます。
なぜなら、ピジョンが旅立った愛犬にそっくりだったからです。
「これは運命だ」と感じたエリカさんは、ピジョンの里親になることを決意しました。
後ろ脚がマヒした犬が車いすで疾走!
大ケガをしたうえ、飼い主に捨てられてしまったピジョンは、きっと体だけでなく心もひどく傷付いていたことでしょう。
ところがエリカさんの家にやってきた初日から、ピジョンはあり余るほどのエネルギーを爆発させていたのだとか。
補助もなしで前脚だけで飛び跳ねるようにして家中を走り回るピジョン。犬が大好きなエリカさんでさえ、「こんなにエネルギッシュな犬は初めて見た」というほどだったそうです。
後ろ脚が動かないのをものともせず、元気いっぱいに動き回るピジョン。それでもやはり、ほかの犬と同じ速さで走ることはできません。
そこで、エリカさんはピジョンのために車いすを作ってあげることにしました。
犬が車いすでの歩行に慣れるまでには、ある程度練習が必要だといわれますが、ピジョンは底知れぬ能力を見せつけます。
これがピジョンが初めて車いすを使った日のビデオです。
そして数日後にはもう、庭でほかの犬たちに負けない速さで走り回るピジョンの姿がありました。
いまでは『チェア(車いす)』という言葉を聞いただけで興奮を隠しきれないピジョン。本当に外で走り回るのが好きなのですね。
9万人近いフォロワーがいるピジョンのInstagramには、「なんて強くて可愛い子なんだ」「彼女を見ていると笑顔になれる」など、ピジョンの姿に元気をもらったという人たちからのコメントがたくさん寄せられています。
後ろ脚が動かなくなったことを嘆き悲しむのではなく、今日1日を全力で楽しんで生きているピジョン。
エリカさんはそんなピジョンから毎日、インスピレーションをもらっているといいます。
私たちは、ポジティブな犬たちから学ぶことがたくさんありますね。
[文・構成/grape編集部]