優先席に座っていた会社員の男性 乗客が言葉を失った『行動』とは?
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grape [グレイプ] entertainment
時折ネット上で物議をかもす電車内のマナーについて。もっとも多いのは『座席の譲り合い』に関してです。
高齢者や妊婦、ケガをしている人に対しては、席を譲るのがマナーとされています。
しかし、席を必要としている人の存在を認識していても、あえて座り続ける乗客がいるのも事実です。
お笑いコンビ『次長課長』の河本準一さんは、自身が体験した電車内での出来事をブログに投稿。「絶対許さん」と、強い怒りをあらわにしました。
河本準一「絶対許さん」
2019年9月26日のブログによると、優先席に座っていた40代らしき会社員の男性が、80歳前後に見える高齢者の女性に対して席を譲らなかったのだといいます。
高齢の女性は男性の斜め前に立っており、男性は女性に一瞬目を向けるなど、存在に気付いていた様子。
しかし、席を譲ることなくスマホでゲームを始めた男性に対して、河本さんは強い怒りを覚えたことをブログにつづっています。
さらに男性が電車を降りた後、空いた席にはまた違う50代の会社員男性が座ろうとしたため、急いで高齢の女性を座らせたという河本さん。
その際、50代の男性から睨みつけられたことも明かし、「俺だって朝から営業でしんどいいんだよ」「お前だけやない」と複雑な心境を告白しています。
その上で、河本さんは席の譲り合いを通して「その優しさが人を成長させる」とも語ります。
ブログの内容は反響を呼びさまざまなコメントが寄せられています。
・助け合いの精神が、薄れつつある印象です。
・席を譲らなければならない法律はないけど、積極的に譲っていきたい。
・明らかに席を必要としている人ならいいけれど、それが分かりにくい人もいますよね。もっとヘルプマークとかが普及すればいいのにな…と思わされます。
体調が悪かったり身体的な事情だったり、外見からは分からないものの周囲のサポートを必要としている人はたくさんいます。
もしかしたら、優先席に座っていた40代の男性も、その後に座ろうとした50代男性も、「座らなければならない」理由があったのかもしれません。
席を譲るか否かの事情は当人にしか分からないものの、「席を譲る」という河本さんの思い自体は素晴らしいものです。その姿勢は、私たち一人ひとりも大切にしたいですね。
[文・構成/grape編集部]