中村医師を、来日中のバンドが追悼 「あなたの『誇り』までは奪えない」
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※写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
日本時間2019年12月8日、アフガニスタンで武装勢力の襲撃を受け亡くなった日本人医師の中村哲さんの遺体が、日本に到着しました。
非政府組織『ペシャワール会』の現地代表として、長年にわたりアフガニスタン現地の支援活動に尽力してきた中村さん。
突然の訃報は、日本やアフガニスタンだけでなく世界中に衝撃を与えています。
U2が、中村哲さんを追悼
同月4日、13年ぶりとなる日本ツアーの初日を迎えた人気バンド『U2』も、中村さんの死を追悼。
ライブ中、ヴォーカルのボノが観客に対して「ライトを灯すように」と指示し、中村さんを追悼する言葉を述べました。
その後、アフリカ系アメリカ人公民権運動の指導者として知られるキング牧師に捧げた曲として有名な『Pride』を熱唱。
歌詞の一節にある「彼らはあなたの命を奪ったけれど、あなたの『誇り』までは奪えなかった」は、中村さんにも当てはまるような内容です。
ファンがライブ中に行われた追悼の様子をTwitter上に投稿すると、多くの感謝と追悼のメッセージが寄せられました。
・自分も同じライブに参加していて、感情が揺さぶられました。
・中村先生は、本当に素晴らしい活動をされていました。追悼してくれたU2に感謝です。
・ありがとうボノ。私たちは偉大な人を失ってしまいました。
武装勢力によって、理不尽に奪われた中村さんの命。その悲しみが癒える日は、遠い先のことかもしれません。
しかし、中村さんの誇りや意志は多くの人に受け継がれ、決して失われることはないでしょう。
[文・構成/grape編集部]