「なんでランドセルを捨てちゃうの?」途上国の少女を救う取り組み
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『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

これは食べられないわ… はんぺんの上で、哀愁漂う顔をしながら寝そべっていたのは…うどんの上に寝っ転がっていた動物に「発想が斬新すぎる」「哀愁が漂って見える」の声が続出!かわいすぎて食べられません。
高学年になってリュックに変えたり、小学校を卒業したりと、不要なランドセルが出てくる4月。
いずれ捨てられてしまうものですが、寄付をすることで少女たちに学ぶチャンスを与えられる取り組みがあります。
子どもたちに学ぶチャンスを
アフガニスタンは、世界で最も識字率の低い国の1つです。特に女性の識字率が低く、世界ワースト3位。
その理由は、旧タリバン政権時代に女子への教育が原則禁止されたことや、断続的な内戦による教育基盤の崩壊、貧困による子どもたちの労働、そして女子の早婚といった文化的背景が原因としてあげられます。
そんな途上国の就学支援や識字力向上のために、国際協力NGOのジョイセフが『想い出のランドセルギフト』として、日本全国の使い終えたランドセルを募集。
アフガニスタンの女子たちに、ランドセルや文具を寄贈する国際支援活動を行っています。
なぜランドセルを寄贈するのか。それはランドセルが、特徴的な形や色をしており、学校に通う子どもたちの視覚的象徴になるため。
子どもの就学を渋っている親も「自分の子どもにもランドセルを持たせて、学校に通わせてあげたい」と意識変化することを視野に入れてのことだそうです。
ランドセルを背負うことで、教育を受けるきっかけが生まれ、人生に大きなチャンスが与えられることになるのです。
もし身近に使わなくなったランドセルがあったら、ただ捨てるのではなく、子どもたちに笑顔をプレゼントしてみませんか。
想い出のランドセルギフト
期間:2017年5月31日まで
[文・構成/grape編集部]