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「神対応」東京都に10万枚のマスク!? 粋な計らいに「素晴らしい」「さすが」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

2020年4月現在、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で、世界的にマスクが不足しています。

そんな中、スマホや、スマホと連動したスマート家電の製造、販売を行っている中国の企業『Xiaomi』が上海の財団『Shanghai Foresight Foundation』とともに、東京都庁に約10万枚ものマスクを寄付し、話題となりました。

寄付されるマスクには、このようなメッセージが添えられています。

『春たてば 消ゆる氷の 残りなく』

この歌は、古今和歌集の和歌の一節です。

この句の全文は…。

『春たては きゆる氷ののこりなく 君か心は我にとけなむ』

これは「春になり暖かくなれば、冬の氷が溶けるように、あなたの心も打ち解けてほしい」という意味です。意訳すると、「もっと日本と仲よくなりたいな」といったところでしょうか。

日本の句を添えて寄付してくれるなんて、粋な計らいですね。

実は同年2月に、日本の企業や地域が中国へ物資を寄付した際にも、物資とともに句や詩が添えられました。

そのうちの1つをご紹介します。

2020年の冬に中国湖北省の武漢(ぶかん)で新型肺炎が発生し、武漢は封鎖されました。武漢を支援するために日本の中国語検定HSK事務局が湖北省に寄贈した物資の箱に「山川異域 風月同天」という一句が書かれていました。

サンケイスポーツ ーより引用

奈良時代、日本から中国の高僧に送った千着もの袈裟(けさ)に、『山川異域 風月同天 寄諸仏子 共結来縁』と刺繍されていたそうです。

この意味は、「別の場所に暮らしていても同じ空の下つながっています。この袈裟を仲間たちに提供し、ともに来世での縁を結びましょう」です。

はるか昔の人々が交わした言葉がこうして現代にも伝わり、今もなお交流のため用いられるとは、感慨深いですね。

世界的にコロナウイルスが終息した後にも、この騒動の中で再び結ばれた絆は続いてほしいものです。


[文・構成/grape編集部]

水筒

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出典
@XiaomiJapanサンケイスポーツ

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