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「女の子みたい」いじめられても髪を伸ばし続けた少年…その理由に賞賛の声

By - grape編集部  公開:  更新:

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あなたは写真をみて、男の子だと気づきましたか?

クリスチャンはフロリダ州に住む8歳の男の子。髪を伸ばし続けて2年以上たち、30センチの長さを超えました。

男の子なのにこんなに長い髪の毛…。公園などでほかの子供たちと遊んでいると「女の子みたい」とからかわれ、時にはいじめられることもあったそうです。

心ない言葉は他からも…。定期検診に病院に行ったら、お医者さんに女の子と間違えられたり、大人に「お金をあげるから、髪をきりなさい」と言われたこともありました。

そんなことが続いても、クリスチャンは髪をきろうとはしませんでした。それは一体なぜなんでしょう…?

髪の毛を寄付したい!

ある日クリスチャンがテレビを見ていたとき、1本のコマーシャルが流れました。それは小児がんについてでした。

好奇心旺盛のクリスチャンはインターネットで子供の病気について調べ始めたところ、あるサイトの広告に目がとまりました。

「これ、なに?」と、お母さんのディアーナさんに聞きました。「ここに寄付された髪の毛で、(髪をなくした)がんの子供たちのカツラをつくるのよ」…それを聞くとクリスチャンは「僕も寄付したい」と返したのです。

ディアーナさんによると、からかわれたり、いじめたりされた2年間、クリスチャンが「もうやめる」と言ったことは一度もなかったそうです。

それだけではなく、髪について指摘されることがあれば、悲しい気持ちをこらえて、その理由を丁寧に説明していたのです。

2年以上伸ばした髪はお父さんが切り、きれいに束ねられ、無事寄付されました。

わずか8才にしてこの正義感と強い心…。彼のゆるぎない行動力に私たちも、他人のために何ができるのか、改めて考えさせられます。

右手を掲げる大谷翔平選手の写真

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出典
Deeanna Thomas/Facebook

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